先日、領事館からメールがきまして。。。
「成年年齢が令和4年4月から18歳にかわります」とな。
NZも成年は18歳だし、あ、日本も18歳に決まってもう施行なのね〜、くらいに見てたら。。。
あれ、びっくり。
国籍の保留の制限年齢も引き下げになるのね。
日本の場合、今は生まれた時から重国籍の人は、保留手続きをすることで22歳になるまで(21歳まで)にどの国籍を保持するかを決定しなくてはいけないんだけど(大人になってから取った場合は、他の国籍取った時点で喪失手続きが必要なんだっけか?)、それが成年年齢の引き下げで20歳になるとのこと。
とはいえ実際どうやら罰則がないとかで、結構そのまま重国籍保有しているハーフの皆さんもいるってのも耳にしてるけど。。。笑
そういえば、娘ズの出席届出した時になんか申請出した気がする。旦那氏と相談して結局サモア国籍は届出、出してないんだけどね。なので娘ズは国籍2つだけ。
(ちなみにNZは重国籍が認められてるので旦那氏はNZとサモアの重国籍。。)
先進国で重国籍を認めていないのは結構数が少ないような気がして調べたところ、なんとなく社会主義系の国とかが多い印象・・・あとは社会主義じゃないけど、オランダ・ノルウェー・シンガポールもダメってのがちょっと意外だった!
日本はきちんとした理由は見つけられなかったけど、やっぱり民族帰属意識が高いからなのかなぁ。。
重国籍=スパイとか脱税とかのイメージなのだろうか。
ちょっと気になって調べたところ重国籍を認めないのは違憲だってことで昨年訴訟が起きてたのね。
とはいえ判決は「個人が複数の国家に主権を持つと国家間の摩擦を生じる恐れがある」として、外交上の保護や納税をめぐる混乱を避けるために重国籍を認めないという国籍法の目的は合理的と棄却した模様。これが正式な理由ってことか。
うちの子たちが20歳になるまで・・・
上があと13年。下があと16年。
NZで生まれ育っている以上、きっとNZを選ぶんじゃないかなぁと思っているけど・・・本人たちからしたら両方とも自分の国であり、「日本人」で「ニュージーランド人」なのに、どちらか1つを選ばなくてはいけないって、アイデンティティの面からみたらなかなか重いよね。。
両親が離婚して、お父さんとお母さん、どちらについて行く?的な質問な感じ・・・。。
いつか彼女たちが20歳になるまでに日本でも重国籍が認められることを願うけど、それが叶わない場合でも、本人たちが成人した大人として、きちんと自分で考えて決断を下せるように、親として導いていきたいなぁと思うそんな今日この頃です。。。