「通天閣」驚異のハイペース
100周年で入場者絶好調
今年7月に開業100周年を迎えた大阪のシンボル・通天閣(大阪市浪速区)の入場者数が好調だ。100周年を記念した企画が次々とヒットし、7月までの入場者数が昨年度の約1・2倍を記録。通天閣の高井隆光副社長によると、史上最多の年間入場者数約155万人を記録した年に並ぶハイペースといい、東京スカイツリー人気も追い風に「この勢いのまま、年間入場者数の新記録を目指したい」と意気込んでいる。
現在の通天閣は昭和31年に開業し、翌32年度に入場者数約155万人を記録。大阪万博が行われた昭和45年度に約110万人を記録したが、その後は徐々に数字を落とし、平成8年度までは20~50万人で推移。その後、幸福の神様・ビリケンさんをキャラクターにPRして盛り返し、23年度には史上4番目の約122万人の入場者数を記録した。
100周年を迎えた今年4月、1億円をかけて5階の展望台を改装。壁一面を金色に塗りかえ、黄金のビリケン神殿を設置するなど、次々とユニークな企画を打ち出した。また、人気マンガ「キン肉マン」をイメージキャラクターに採用して100周年をPR。通天閣内にミュージアムを開館したほか、周辺の商店街に等身大のフィギュアを設置し、地元と一体となって100周年を盛り上げた。
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