網膜剥離の闘病記です。
私の受けた手術は、水晶体をとって、中の硝子体もとって、網膜の穴にレーザーを当てて穴を塞いだあと、硝子体の代わりに空気を入れて、水晶体の代わりに人工レンズを入れるというものです。
え…
人間の目って、そんなことまでしちゃってもいいの?
現代医学すげーw
という気持ち。
手術は、有意識下、局所麻酔でした。引っ張られる感覚はありますし、光も感じますし、音も聞こえるわけで、もう、むちゃくちゃ怖かった………
恐怖体験でした。
まず、消毒薬やら麻酔薬やら、ジャバジャバかけられて、
『消毒だから〜目あけて〜』
って言われるけれど、無理!!
で、目を開けた状態で固定されたあと、めちゃくちゃライトを当てられるんだけれど、眩しくて気が狂いそう。
光がものすごい勢いで襲いかかってきて、気が狂いそうなのに、目を閉じられないって、すごく辛い。
そのあと、暗転。
なんか暗い中に、先生のお姿が一瞬見えて、『あ、見える…』って思ったんだけれど、一瞬で、また見えなくなって。
しばらくして、網膜にレーザー当て始めると、レーザーの音がして、ちょっとレーザーの光が見えるような………
終わって、眼帯貼ってもらったあとは、すごく安心しました。
目を閉じられて、すごく嬉しかった…
術後は、痛み全くなし。
手術時間は、1時間半くらいかな?
『明日、眼帯取っても、まだ見えないからびっくりしないでね』
って言われました。
でももーとにかく、目を閉じられて安心。
早く眠りたいって感じでした。
(続きます)
左目が網膜剥離になりました。
突然のことで、訳がわからず、なんで!?という気持ちでいっぱいです。
同じような体験をされる方もいらっしゃるかと思い、とりあえず闘病記を書いておこうと思います。
お仕事が終わった帰り道、忘れ物をしたことに気づきました。
慌てて走ったところ、つるっと床がすべって、転倒、左のオデコをめちゃくちゃ強くぶつけてしまいました。
あっという間に、タンコブが膨らんできました。
ものすごい、タンコブでした。
頭がズキズキしたけれど、意識消失がなかったので、『とりあえず早く子供達を迎えに行かなくちゃ』とお迎えに走りました。
途中の車の中でも、どんどんタンコブが腫れてきて頭痛がしました。
頭痛薬を飲んで、寝ました。
次の日から一週間かけて、皮下出血が、どんどん下がってきました。
ひたいのタンコブはしぼみ、目の上が腫れてきました。
まぶたが重たくて目が開けにくくなり、そのあと目の周りが殴られたように紫色になって…
そして頭をぶつけてから一週間後、うがいをして、流しを覗き込んだ瞬間、突然、右前方を虫が1匹飛びました。
『えっ虫!?』
とびっくりしたら、それは私の目の中の虫のようでした。
午後にも1匹、右腕に虫が飛びました。
夕方から、まるで水中メガネの下に水が溜まったようになってきました。
視界の下のほうが、まばたきのたびに眩しく光って、少し見えにくいんです。
家に帰ると、視界の欠損は急激に進み、左目の下側が半分くらい見えなくなっていました。
前を見ると暗くて、まばたきのたびに光るんです。
怖くなって、眼科に駆け込むと、『網膜剥離』と言われました。
翌日、紹介された病院へ行きました。
もう半分以上、左目は見えなくなっていました。
開院1時間前から並んだにも関わらず、眼科はものすごく混雑していました。
検査のときに見る気球が、もう見えなくなっていました。
診察を受けた結果、『今日の午後の手術枠はいっぱい、夕方の外来が終わってからの手術になります』
と言われました。
不安と闘いながら、夕方まで待ちました。
どんどん視界が欠けていき、水中メガネに溜まった水は、9割くらい上まで来ていました。
手術は、1時間半くらいでした。
『消毒するから目を開けて〜』
と言われましたが、目にバチャバチャと消毒液をかけられながら、目を開けるのはとても大変です。
消毒液やら麻酔やらを、かけられたようで、次第に目の周りだけ感覚がなくなっていきました。
鎮静も何もなかったので、全く意識も感覚もある状態で、左目周辺だけが痺れているようでした。
ものすごい恐怖でした。
(続きます)
突然のことで、訳がわからず、なんで!?という気持ちでいっぱいです。
同じような体験をされる方もいらっしゃるかと思い、とりあえず闘病記を書いておこうと思います。
お仕事が終わった帰り道、忘れ物をしたことに気づきました。
慌てて走ったところ、つるっと床がすべって、転倒、左のオデコをめちゃくちゃ強くぶつけてしまいました。
あっという間に、タンコブが膨らんできました。
ものすごい、タンコブでした。
頭がズキズキしたけれど、意識消失がなかったので、『とりあえず早く子供達を迎えに行かなくちゃ』とお迎えに走りました。
途中の車の中でも、どんどんタンコブが腫れてきて頭痛がしました。
頭痛薬を飲んで、寝ました。
次の日から一週間かけて、皮下出血が、どんどん下がってきました。
ひたいのタンコブはしぼみ、目の上が腫れてきました。
まぶたが重たくて目が開けにくくなり、そのあと目の周りが殴られたように紫色になって…
そして頭をぶつけてから一週間後、うがいをして、流しを覗き込んだ瞬間、突然、右前方を虫が1匹飛びました。
『えっ虫!?』
とびっくりしたら、それは私の目の中の虫のようでした。
午後にも1匹、右腕に虫が飛びました。
夕方から、まるで水中メガネの下に水が溜まったようになってきました。
視界の下のほうが、まばたきのたびに眩しく光って、少し見えにくいんです。
家に帰ると、視界の欠損は急激に進み、左目の下側が半分くらい見えなくなっていました。
前を見ると暗くて、まばたきのたびに光るんです。
怖くなって、眼科に駆け込むと、『網膜剥離』と言われました。
翌日、紹介された病院へ行きました。
もう半分以上、左目は見えなくなっていました。
開院1時間前から並んだにも関わらず、眼科はものすごく混雑していました。
検査のときに見る気球が、もう見えなくなっていました。
診察を受けた結果、『今日の午後の手術枠はいっぱい、夕方の外来が終わってからの手術になります』
と言われました。
不安と闘いながら、夕方まで待ちました。
どんどん視界が欠けていき、水中メガネに溜まった水は、9割くらい上まで来ていました。
手術は、1時間半くらいでした。
『消毒するから目を開けて〜』
と言われましたが、目にバチャバチャと消毒液をかけられながら、目を開けるのはとても大変です。
消毒液やら麻酔やらを、かけられたようで、次第に目の周りだけ感覚がなくなっていきました。
鎮静も何もなかったので、全く意識も感覚もある状態で、左目周辺だけが痺れているようでした。
ものすごい恐怖でした。
(続きます)