11月25日
福井駅周辺は、2024年春の北陸新幹線延長開業に向けて再開発されている。
県では『恐竜王国』をPRしていて、駅舎の外壁には恐竜のラッピングがあり、西口の恐竜広場では、動くフクイラプトルとフクイサウルスがタイマン勝負中。
夜はライトアップされていて、鳴き声を上げていた。
工事中のビルをバックに、フクイティタンの雄姿。
恐竜好きにはたまらないだろうな。
恐竜渓谷かつやま
勝山市は日本有数の化石の産地で、恐竜渓谷ジオパークとして認定されていて、町のあちこちでは恐竜がお出迎え。
道の駅恐竜渓谷かつやまに立ち寄って、道の駅スタンプを押す。
今回楽しみにしていたのは、日本最大の恐竜博物館『福井県立恐竜博物館』への訪問。
11月中にあわてて訪ねたのは、今年の12月5日から2023年夏まで、リニューアル工事の為に休館になるから。
入り口で恐竜博士がお出迎え。
入館料720円。現在は事前予約が必要だ。
まず、長いエスカレーターで地下1階へ降りていく演出がスゴイ。
恐竜の時代へタイムトラベルしている感じ。
みんな大好き!ティラノサウルス。
みんな大好き!ブラキオサウルス。
ステゴサウルスやトリケラトプスなど、馴染みの名前の恐竜の骨格標本におじさんもテンションアップ。
恐竜王国のキャラクター、恐竜博士のモデルはフクイラプトル・キタダニエンシス。
勝山市北谷で発見されたので、学名に地名が付いている。
高さは2mくらいで、頭からしっぽまでは5mもある。
普通に見ても、3時間くらいはかかるだろう。
九頭竜ダム
勝山市から国道158号線で大野市へ向かい、九頭竜ダムを目指す。
道の駅おおの荒島の郷は新しい施設で、とてもきれい。
地元の産品の販売コーナーも広く、お昼用にお弁当を購入した。
九頭竜湖駅は、JR越美北線の終着駅。
一日の利用客数は10人。
ログハウス風の駅舎から、福井駅行の列車が1日5本出発する。
九頭竜ダムと長野発電所。
九頭竜ダムは福井平野を台風による洪水被害から守る目的で、昭和43年に建設されたロックフィルダム。総貯水量は全国6位。
管理事務所に資料館があり見学できる。ダムカードも頂いた。
ダムを眺めるベンチで、道の駅で買ってきた生産者さんの名前が分かるお弁当を広げた。
酷道157号線 温見峠
九頭竜ダムから、大野市まで戻ってから国道157号線を真名川ダムに向かう。
真名川ダムも九頭竜川水系の統合管理ダムで国土交通省の管轄だ。
ダム下流では、ダム湖との水位の高低差を利用した噴水が、高さ約50mまで上がっている。
真名川ダムから、温見峠まで約30キロ。
進むにつれ、道はどんどん細く荒れていく。
あそこが峠かな?葉の落ちた明るい雑木林の風景に気分が高まる。
太めのタイヤの自転車で、こんな風景の中をサイクリングするのが好きだった。
福井県大野市と岐阜県本巣町の境にある温見峠の標高は1020m。
豪雪地帯の酷道157号線は、12月1日から翌年5月までは冬季閉鎖となる。
温見峠から福井県側は30キロ、岐阜県側は20キロ区間に人家は無い。
道路は岐阜県側の方が狭く、落石箇所が多く危険だ。
落差100mの崖沿いの道にガードレールはなく、かつて『落ちたら死ぬ!』の看板があった事でも有名だった。
転落事故現場の看板にビビりながら、ゆっくりと本巣市根尾まで走り切る。
コンビニのコーヒーを持つ手が震えていたのは、寒さ以上に緊張のせいだと気付いた。
今日の走行、約250キロ
2日間で回った福井県内の道の駅は7か所で、ふくい『道の駅』ぐるっとスタンプラリーのスタンプは全部で14か所となりました。
9か所以上のB賞に応募しようと思います。
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