悲しい気持ちになってしまう記事なので、気持ちが暗く苦しくなってしまう方は読まないで下さいませ。

 

 

 

 

今月から2ヶ月のテスト期間で、娘の学年は自宅で試験勉強しながら、試験の日にだけ登校するStudy Leaveに入りました。そのテスト準備の為、「家庭教師の先生を試験が終わるまでの期間だけつけてほしいの」と言われたのが1月。学校の先生に相談して、卒業生を紹介して貰ったり、女性の先生でないと嫌だとか言い出して、結局は学校から紹介してもらったオンライン授業をしてくれる会社に連絡を取ったのが1月終わり。

 

数名紹介してもらい、その中のBiologyの女性の先生を娘はいたく気に入り、最初はMathsは男の先生にやって頂いてましたが、そのH先生にMathsも切り替えて、週1回・・・サッカーの練習がない時は週2回見て頂いていました。

 

その先生との出会いがきっかけになり、興味はなかったけれど少し成績が良かったBiologyに興味を持ち出し、今度はChemistyもAレベルで選択しようかな・・・なんて言い始め、今まで興味を持てなかった科目に、俄然やる気になってきたのは悪い事ではないので、親としては音楽はとって欲しいけれど・・・まっしょうがないね・・と嬉しく見守っていたところでした。

 

4月はサッカーの練習や試合で帰りが遅くなる事が多かったのですが、娘が直接H先生に連絡を入れ(私も内容を見れる、その会社のアプリのメッセージ機能から)、”遅くなっても大丈夫よ。帰宅してあなたがご飯を食べ終わってから始めましょう!”といつも協力的で優しいメッセージが娘に送られてきていたのを見ていました。

 

H先生と娘はそのアプリ上のメッセージ機能で、お互いのスケジュールを確認しあいながら、Study Leaveに入ってからは、Maths Biology Chemistyを週3回見て貰い始めてたところでした。1回1時間の授業が終わってからも、GCSEの試験やAレベルについてなどの娘の相談を、勉強とは別に聞いて下さってたり、先生のお子さんの話をしたりなど・・・娘にとっては会った事のない先生ではありますが、Aレベル選択への不安を聞いて勇気づけて下さる大好きな先生でした。

 

そのTutoring Companyのアプリのメッセージに今日の夕方、H先生のご主人様という方から、H先生が今朝お亡くなりになられたと訃報が入り、言葉を失ってしまいました。

 

ちょうど今日の16時からセッションがあったので、娘に話さないわけにいかず伝えたところ、トイレで数回吐いてしまうほど号泣して、2日前は元気だったのに、なんで何で?どうしてママ?と何回も娘に聞かれても、ご家族に理由を聞けるような間柄ではないので、ご主人様からの "I’m sorry but I don’t know any other way to inform you that H〇〇〇 collapsed at home earlier and died. (一部参照)"しか分からず、娘を抱きしめる事しか出来ませんでした。

 

お会いした事のない先生ですが、「お子さんが日本のアニメが大好きなんだって。東京に遊びに来たいらしいよ〜。00ちゃんはアニメ詳しくないから、今日聞かれて困っちゃったよ〜」と娘から聞いていたので、近い将来お会い出来る方だと思ってましたので、悲しい気持ちでいっぱいです。

 

明日はEnglishの試験があるので、娘にはゆっくり寝て気持ちを落ち着けて欲しいです。

 

H先生へのご恩を何処かに表したくて書かせて頂きました。

H先生のご冥福をお祈りいたします。