HSPの人の敏感力と非HSPの人の鈍感力 | 大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

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うつ、不安、不登校など、様々な神経症やお悩みを少しでも軽くする為の
ヒントを開業カウンセラー(公認心理師)がお伝えしてゆきます。

皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。

 

 


「あなたは気にし過ぎよ!なる様にしかならないって、
 もっと気楽に考えたらいいのに・・・

 その神経質な所を変えた方がいいわよ」


「あなたはなんて鈍感なの?!いつも思い付きで行動して

 ・・・ もっと現実を見なきゃだめでしょ?!」


人には「敏感な人」「鈍感な人」がいると思います。
(勿論、その度合いは人によって様々だと思いますが)


もしあなたが
極端に敏感であったり、

逆に極端に鈍感であって、


そんな自分を否定したり、他人から否定されてる

とすれば、


「変えようと思っても変えられない性格」

に悩んでおられるかも知れません。

そして、

生まれ持った気質を否定したり、

活かす事ができないと、


折角授かった才能を持て余してしまうといった、

大変勿体ない事になってしまうのでは?

と感じます。



例えば狩猟時代、


「遠くで肉食獣の鳴き声が聞こえたぞ!

 獣の匂いがする!獣が潜んでいる気配がする」

 

等と敏感力で種族の人達の危機を救っていた人

もいたでしょう。


そしてそれとは逆に


「大丈夫だって!俺は獣なんて怖くないぞ!」


と勇猛果敢に狩りに出て獲物を仕留める人

もいたと思います。



また例えば戦国時代、


「もし敵が裏から襲って来たらどうしよう?・・・

 どう防げばよいか?」


等と敏感力であらゆるリスクを想定して、

策を練っていた策士も居たでしょうし、


「主君の為!」と先陣を切って敵に立ち向かう、

命知らずの男達もいたと思います。



或いは高度経済成長の時期にも、


大局を見て、リスク管理をする人
第一線で我武者羅に働くビジネスマンや労働者

もいた筈です。



そう考えると、

敏感力が強い人に


「何ぼやぼやしてるんだ?!

 ビビッてないでお前も獣に立ち向かえ!」

 

「弱虫!お前も主君の為に、命を捧げろ!」


「机にしがみついてないで、現場に出ろ!

 金は現場に落ちてるんだ!」

等と言ったり、

 


逆に鈍感力が強い人に


「あらゆる所に獣が潜んでると思って

 もっと慎重に狩りをしろ!」

 

「向う見ずに戦をするな!自分の命を大切にしろ!」


「あらゆる場面を想定してから営業に行け!」


「今造ってるものの意味を考えながら造れ!」

等と言われると、大きく効率が落ちるでしょうし、
種族や国や企業は危機に陥るかも知れません。


つまり、


「敏感力」が強い人と「鈍感力」が強い人が居て初めて
その種族や国や企業が栄えてゆくのだと思います。


ですから、


「お前の敏感力で助かった!」
とか
「お前の行動力と勇気は俺にはとても真似できない!」


等とお互いに尊敬・尊重し合える事が理想だと思います。


少なくともそんな「力」を持っている自分の事を
どうか否定せずにそれを活かす場を見つけられます様に。


※中には「敏感力」と「鈍感力」の両方を持っている人

 もいると思います ・・・羨ましい!(笑)

 

 

 

それでは今日も良い変化を

 

 


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