博多座のエリザベート。本当は行ってみたかったです。井上芳雄さんのトート、博多座でしか観られないのですもの。


中学、高校生の頃、福岡で過ごしていたのですが、今は残念ながら全く福岡に行く機会がありません。

大学受験の下見で、日帰りで福岡東京間を往復したことを思えば、本気で行こうと思えばできなくもないことなのに。

まぁ、その頃とはいろいろ事情も変わりまして。以前より行動力がなくなってきているような…。


ここ数年、やってみたいけど無理!ということが多すぎて。最初からあきらめモードになっていたかもしれません。


ところで、そもそも私がミュージカルに興味を持ったのは、息子が高校に入学した時に、PTAで観劇があったことだったのでした。それをきっかけに井上芳雄さんのことを知り、福岡出身ということも、ファンになった要素の一つでした。


コロナ禍でずっと会えなかったけれど、昨年末、懐かしいその時のPTA役員のお仲間とランチしてきました。観劇が好きな方ともめぐりあえて、当時は帝劇でのエリザベートも一緒に見に行ったりもしました。


大学受験目指してがんばっているお子さんのサポートもすごいPTAのみなさんだったけれど、今はみんな巣立って、自分の時間を満喫されているという方や、介護をしている方など、ちょっとその頃とは変わってきました。が、久しぶりなのに会うと当時に戻るようでした。


おかげさまで、もう大学受験のことを考えることはなくなったけれど。PTAのお仲間には、いろいろ励ましてもらったり、大変な中に楽しみもあったなぁと思います。


受験のテキストなど全部処分してしまおうと思っていたのに、息子から捨てるものはなにもない!と言われ、いまだそのままになっています。今回のミュージカル、チェーザレを観たことをきっかけに、世界史の資料などで、ルネサンスあたり調べてみようと思います。


中川晃教さんのことも、井上芳雄さんつながりで知りました。明治座は150年だそうで、お祝いのプレートに博多座の名もありました。


昨年は一度も井上芳雄さんの舞台には行けなかったけれど、今年、どこかのタイミングで行けたら良いなぁ。いや、本気で行くと決めよう。決めたら動ける!と自分に言い聞かせています。