その頃晃は

 先生ともっと仲良く

 なるつもりだったが

 眠ってしまった。

 保健医は晃が

 ぐっすり眠っている

 ようなのでふと

 椅子から立ち上がって

 ベッドに近寄った。

 凄く可愛い顔の美少年。

 その顔をちょっと

 じっくり見たくなってしまった。

 いい気持ちで

 寝ている晃の傍に

 花のような香りが

 漂って晃は

 ぼんやり目を開けた。
「う…ん。」
 目を開けると

 保健の先生が

 晃の顔を覗き込む

 ように見ている。

 先生は可愛い少年の
 様子を見ていて

 見惚れてしまい

 屈んだままじーっと

 見つめてしまっていた。
 晃ともっと

 近寄りたいそんな

 気持ちが

 見え隠れして

 晃は学校内での

 先生との恋愛が

 難しいなと
 思っていたが

 手ごたえを感じた。
「先生ってキレイだね。

 彼氏は?

 今空いてるなら

 俺と付き合ってくれないかな?」
「…大人みたいな

 口ぶりね。」
「すぐに大人になるよ。」
 晃の口説きに

 戸惑って保健医が

 体をおこそうと

 したので晃は軽く

 先生の腕を引っ張った。
 先生は軽く肘を折って

 晃の上に

 屈むような格好になる。

 晃は少し顔を上げて

 先生の
 唇に触れた。

 

 

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