部活のキャプテンで超忙しいはずなのに、成績もトップ。
『全然勉強していない』と言っている。
一方自分は、部活でくたくた。
一度やったことをすぐ忘れる。
宿題だけで精いっぱい。
さらにケアレスミスでいつも点を落とす。
何が違うのでしょうか?
もともとの頭のできの違いでしょうか?
確かに個人差は誰にでもあります。
それは、あなたが今持っているポテンシャル(能力・可能性)を引き出す方法
を知っているか、身につけているか、です。
この要素(ピース)が欠けている限りは、膨大な時間のロスが起こるだけです。
このピースが埋まっていれば、エネルギーを集中させ、最短で最大の結果を発揮できます。
私に塾の存在理由はここにあります。
成績を上げ、第一志望校に合格し、大学受験にも役立つシステム化されたノウハウを提供するために存在しているのです。
ただ、前提条件が一つあります。
勉強にも目的や目標が必要です。
あなたは、なぜ勉強するのか?
成績を伸ばしてゆくためには、”なぜ勉強する?”。
目的・目標・目指すもの、これが必要です。
明確にしなければいけません。
目標が明確にならなければ、障害も浮かび上がってきません。
次に、このゴールとなる目標達成の障害となっているもの、やる気がでなくする障害を理解しましょう。
一般には、蚤の話や、象の話とかありますが、中学生にだって同じことがいえます。
昔になりますが、『数学は公式なんて覚えなくても解けますよ。』
と豪語していた生徒がいました。
結果は入試失敗。
極端な例ですが、成績が伸びない生徒の場合は大小はあれ、考え方や勉強の取り組み方に問題点があるのです。
また、『あれもこれもやらないといけない』と焦ってやったつもりでいても、外から見ていると空回りしているようにしか見えていない。
圧倒的多数の生徒たちがこんな状況を抱えています。
これらの場合は、目標達成の障害になっているのは、生徒本人の考え方です。
『頑張れば成績は上がる』と単に膨大な時間の努力も成績向上の障害になることもあります。
50メートル泳ごうと水中でいくらもがいてみても、泳ぎ方を知っている人のようには泳げないどころか、途中で力尽きてしまうでしょう。
結果、達成感どころか劣等感だけが残るのです。
しかし、1週間でも泳ぎ方を学べば、『劇的に』変わるはずです。
『自分だけで何とかなる』と考えるこの考え方が、その生徒の障害になっているのです。
簡単なようで、これらの障害や壁となっているものを取り除くことは簡単ではありません。
まず第一に、勉強の目標・目的、塾に来る目標を明確にする必要があります。