神は天にいまし世は全て事もなし | ゼロ・マイナス5分

神は天にいまし世は全て事もなし

トンガの噴火が観測史上類を見ない規模だそうですが、地球全体で見るとこれまで何度も地表がぶっ飛ぶレベルの大噴火を伴う地殻変動がありました。

これが地球の平常運行です。


また2億年後には再びユーラシア大陸とアメリカ大陸がくっついて、その後には地球規模の地殻変動が起きて地球上の70〜90%の生物は滅びる定めです。


これはいかがわしいオカルトの予言じゃなくて、プルームテクトニクス(プレートテクトニクスの書き間違いではない)で引き起こされる地球内部の対流によって起こる大変動で、オルドビス紀、デボン紀、ペルム紀の大絶滅はマントル・オーバーターンという富野監督みたいな語感の現象が原因であろうという有力説です。

この辺のことを説明しようとすると、更新世のメガファウナ大絶滅とかいちいち固有名詞に富野感があって困ります。


これは地球が冷え固まらない限り周期的に起こるので、確実に次もあるでしょう。


まず大陸がくっついて超大陸ができて、海底大噴火がおきて、陸では世界規模の山火事、海は低酸素状態、空は噴煙で何年も真っ暗け。

大絶滅は一週間とかじゃなくて20万年くらいかけて進行します。


白亜紀の大絶滅は隕石衝突が有力なので、もしかしたら数億年周期の1回分がまだ来てない可能性がありますが、いずれにしてもそれまで人類は生き延びてないので安心してください。


噴火より自分でつけた火の始末。