遠い星93(帰郷編Ⅱ23) | たろすけ日記
阪急電車で武庫之荘~夙川まで乗って少し歩いて神社に着いた。凄い人ごみだった。回りにゆっくり押されながらどうにかお賽銭箱まで着いて鐘を鳴らしてお賽銭入れてお祈り。

初日の出と同様裕美一色。それとこの後始まる相談が上手く行きますように!裕美はと言えば初めての神社に興奮気味だった。声もかけられなかった。

お昼は途中にある回転寿司食べた。おとんが出してくれた。有難う、父ちゃん。
そのまま電車に乗り家に帰った。

帰ってすぐおかんが熱いお茶用意してくれた。疲れたときの日本茶はとても美味しかった。食卓囲んで5人でゆっくりしながら晩ご飯の話に移って行った。ホント食べることばっか・・・。

「食べたばかりで悪いんだけど、晩ご飯どうしようか?」おかん。

「何か変わったのが食べたい。何が作れる?」俺。

「そうねぁ・・・。豚肉とかお野菜はあるけど」おかん。

「お好み焼きとかいいな!」志奈子。

「お父さん、そうしますか?」おかん。

「任せる。腹に入ったらなんでもええ」おとん。

「じゃ、そうしましょうか。志奈子も手伝ってね」おかん。

「私にもお手伝いさせてください!」裕美。

「じゃ、裕美さんにもお手伝いしてもらうわね。でもあなたたちカラオケって言ってたんじゃないの?」おかん。

「私疲れたからな・・・。あ、お兄ちゃん、ゲーム機でカラオケ出来るのあったよね?」志奈子。

「PS3か?」俺。

「それしようよ!家でカラオケも悪くないし。部屋暗くしてね。それに今日はカラオケ以上に大事なお話が待ってるから!」志奈子。

「でもPS3ってどこに行ったかな?俺の部屋にはあると思うんだけど探してみる」と言って出て行く俺。

「楽しみにしてるよ!」志奈子。

部屋の押入れを開けて探してみた。結構奥深くにあった。もう使わなくなったもん。でも、今でも使えるのか?そう思いながらもリビングに戻って接続しネットの確認。何とか使えそう。

「何とかいけそう。晩までこのままにしとこう」俺。

「わーいわーい!裕美さんも遠慮しないで歌ってね!」志奈子。

「最近はこんなものがあるんだね。知らなかった」裕美。

そんな感じで昼間は過ぎていき、おかん・志奈子・裕美はお好み焼きの準備していき、俺はといえばボーっとしてるか猫のトラ捕まえて遊んだりしていた。
(続く)