初日の出と同様裕美一色。それとこの後始まる相談が上手く行きますように!裕美はと言えば初めての神社に興奮気味だった。声もかけられなかった。
お昼は途中にある回転寿司食べた。おとんが出してくれた。有難う、父ちゃん。
そのまま電車に乗り家に帰った。
帰ってすぐおかんが熱いお茶用意してくれた。疲れたときの日本茶はとても美味しかった。食卓囲んで5人でゆっくりしながら晩ご飯の話に移って行った。ホント食べることばっか・・・。
「食べたばかりで悪いんだけど、晩ご飯どうしようか?」おかん。
「何か変わったのが食べたい。何が作れる?」俺。
「そうねぁ・・・。豚肉とかお野菜はあるけど」おかん。
「お好み焼きとかいいな!」志奈子。
「お父さん、そうしますか?」おかん。
「任せる。腹に入ったらなんでもええ」おとん。
「じゃ、そうしましょうか。志奈子も手伝ってね」おかん。
「私にもお手伝いさせてください!」裕美。
「じゃ、裕美さんにもお手伝いしてもらうわね。でもあなたたちカラオケって言ってたんじゃないの?」おかん。
「私疲れたからな・・・。あ、お兄ちゃん、ゲーム機でカラオケ出来るのあったよね?」志奈子。
「PS3か?」俺。
「それしようよ!家でカラオケも悪くないし。部屋暗くしてね。それに今日はカラオケ以上に大事なお話が待ってるから!」志奈子。
「でもPS3ってどこに行ったかな?俺の部屋にはあると思うんだけど探してみる」と言って出て行く俺。
「楽しみにしてるよ!」志奈子。
部屋の押入れを開けて探してみた。結構奥深くにあった。もう使わなくなったもん。でも、今でも使えるのか?そう思いながらもリビングに戻って接続しネットの確認。何とか使えそう。
「何とかいけそう。晩までこのままにしとこう」俺。
「わーいわーい!裕美さんも遠慮しないで歌ってね!」志奈子。
「最近はこんなものがあるんだね。知らなかった」裕美。
そんな感じで昼間は過ぎていき、おかん・志奈子・裕美はお好み焼きの準備していき、俺はといえばボーっとしてるか猫のトラ捕まえて遊んだりしていた。
(続く)
