セルライトができる仕組みとその原因

セルライトは簡単に説明すると、細胞に脂肪が蓄積されて脂肪細胞となり、それがさまざまな原因で肥大化して変性したものです。

出現する部位としては、

太ももだけでなくお尻やお腹、二の腕にもできやすく、

一度できてしまうと自然に消えることはありません。

そして、太っている人だけに限らず、痩せている人でもできてしまうことがあります。

セルライトができる仕組み

＜セルライトができる仕組み＞

1、さまざまな原因で血行不良が起き、老廃物が蓄積しはじめる。
2、脂肪細胞の代謝が乱れて肥大化が始まる。そして、脂肪細胞の中に脂肪をため込んでしまい、3倍ほどの大きさに膨らむ
3、脂肪細胞が肥大化したため、血管が圧迫されて更に血行不良になってしまう。
4、脂肪細胞がいくつもつながり、塊に変化する。老廃物がたまってしまい、皮膚表面に凹凸ができる。

＜セルライトの原因＞・・・大きく分けて５つに分類できます。

1．運動不足
運動不足が続くと、徐々に代謝機能やリンパの流れが落ちていく。それが長く続くことで脂肪細胞の変化原因となる。

2．食生活の偏り
偏った食生活を続けていると、血中コレステロールも増えて血行が悪くなりがち。

3．ホルモンバランスの乱れ
妊娠や更年期などでホルモンバランスが大きく崩れると、代謝に影響してセルライトができる原因となります。

4．むくみと冷え
もともと冷え性の人は水を飲むだけでもむくみやすく、血流が悪くなりがち。

5、老化
加齢によって代謝が低下し筋力が衰え、それが皮膚にたるみを作る。

代謝が落ちているため老廃物が運れず、脂肪細胞に溜まってたるみに入り込み、セルライトを生じさせる。