デブ夫婦のビバ!お気楽人生&ぐーたら生活

体重合計約150㌔のちょっぴりデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

『デート経験ナシが4割』ってそんなに重大なことか?

2022-06-18 14:29:50 | 恋愛・結婚・家族
気づけば6月、梅雨真っ只中の蒸し暑い日が続いている。
デブ夫婦宅も各部屋のサーキュレーターを毎日グルングルン回し、
業務用クーラーの試運転もしてやっぱり凍えそうになり、
大日本除虫菊(金鳥の蚊取り線香)を用意し、
梅雨から夏へ向けての準備を着々と進めているところである。

さて、ここのところ報道情報番組という名のワイドショーで注目を集めている話題。
『20代独身男性の4割がデート経験ナシ』
これ、内閣府が6月14日に公表した『令和4年版男女共同参画白書』の中にある調査結果のこと。
これを受けてコメンテーターの方々はいつものように訳知り顔で、
『恋愛以外の選択肢が増えたから』『コミュニケーションの取り方がわからない男子が増えた』などと語り、
男女共同参画担当大臣まで『ネットなど自分だけでも過ごせる多様なツールが増えてきたこともある』などと語っている。
実際に2号嫁もこの見出しだけを目にした時は、ずいぶん昔(14年前)にブログに書いたネタ
『そのうち独身の男女をくっつけるところまで、国策として国が世話しなきゃいけなくなったりして』などと書いたことを思い出したもの(実際コレは冗談じゃなくなりそうだが)だが・・・。

まあ確かに若い男性に度胸がなくなったとか、失敗を怖れてアタックできないといった理由もあるのかもしれん。
でもよく考えると・・・、
昭和の時代から『デートしたことがない=異性と2人きりでお出かけしたことがない若者は3~4割居たはず』だと思うのだが。
それでも昭和の男女にはお見合いという制度があったので、大してデートせずとも結婚というものはできた。
バブルの頃だって、ワンレン姉ちゃんが風になびくようなシルエットのソフトスーツを着たヤンエグ兄ちゃんとルンルンでイタメシに行き(全部死語)、
アッシー君やらメッシー君やらミツグ君やら(オール死語)をはべらせていたのが果たしてデートなのかというと『??』な部分はある。
そもそも、デートって何なんだいと思って調べてみた。
デジタル大辞泉では『恋い慕う相手と日時を定めて会うこと』
・・・なんて奥ゆかしい表現なんでしょ。
Wikipediaでは『交際中又は互いに恋愛的な展開を期待していて、日時や場所を決めて会うこと。男女でのお出掛けでも、どちらか片方でも相手を完全に異性の友達として認識している場合など、約束の段階で既に「恋愛的な展開を期待していたのは片方だけ」という場合、デートではないとされる』
うーむ、ややこしいな。

一般の人へのアンケートでは、異性と2人きりで会うことはデートだと思いますか? という質問に、
男女とも半分以上が『はい』と答えている。
しかも、異性と2人きりでなおかつ『自分か相手のどちらか、またはお互いが好意を持っている状態で会うこと』で、
初めてデートになるらしい。
さらに女子の場合は『手をつないで歩けばデート』という、オバサンから見ると『おお!』と思う意見も。
まあ、なんとなく好きかも~♪の状態であっても、ラブラブな状態であっても、
友達以上恋人未満(昭和の表現)であっても、好きな子と2人っきりで会うのはデートなんだわな。

となると、デートってのは好きな子がいないと成り立たないわけで、
デート経験がない4割の20代男性は、好きな子がいないという状態なんだろうな、きっと。
で、この調査が行われたのは2021年だというから去年。
つまりコロナ禍である。
てことは『外出するな、人と会うな、人とくっつくな、食事の時は黙ってろ』
ちゃんと守った若い人たちがいたからこその結果では・・・とも思うのだが。

さて、話は戻ってこの『男女共同参画白書』。
内閣府が行っていることだから、まさか若者のデート事情調査なわけないだろと思い、ちゃんと見てみた。
この調査の目的のひとつには・・・日本の女性の社会進出ってのが名ばかりのもので、
それを知らしめるため、もっと考えれば未だに男女の格差が大きい現状を何とかしたいためではないのかとも思うのだが。
当たり前だが、真面目な調査なんだよね。
例えば、
『男性が自身の経済力を気にして結婚に前向きになれない側面があること』だったり、
令和の時代になっても、大卒女性の平均賃金が高卒男性と同じくらいという事実がちゃんと載っている。
で、多分この白書の『特集編:人生100年時代における結婚と家族』という調査結果の中にある
年代別の『これまでの恋人の人数・デートした人数』ってところがマスコミさんにとっては面白かったんだろう。
ここからご丁寧に『デート経験なし4割』だけを切り取って持ってきたってわけだ。
多分、男女共同参画白書の肝心な部分は読んでないよね、この方たち。
で、いつものように『20代の独身男性4割がデート経験なし』と切り取り、
切り取ったために『男性の4割が非モテ』などというわけのわからん結論が出てきてしまったりしたわけで。
でもさ、コレを見ると40代・50代未婚男性だって5人に1人はデート経験ナシなんですけど・・・、こっちも結構なことではなかろうか?

この白書で考えるところは、デート経験があるかないかとか、結婚願望があるかないかではなく・・・、
男女平等だと言いながら、令和の時代になっても日本ってのは相変わらず男性上位の国であることが見えるし、
あの男女雇用機会均等法で権利っぽいものを勝ち取ったようにみえた女性たちが、
結局、結婚も出産もせず働き続けたところで管理職や役員になるのはほんのひと握り。
結婚、出産してもなお元の職場で元の役職で元の仕事ができる人もきっとほんのひと握り。
女性はどんどん働きにくくなるのに、国は70歳まで働いてね、という・・・、
なんだか悲しくなってしまう調査なのだわ。

なんかね。もうきっと不可能だし、こんなこと言うとそれこそ女性の社会進出を阻む! と怒られそうなんだけどさ。
男性が外で働いて稼ぎ、女性が家庭で働いていた頃の方が、男性の稼ぎも良く、女性もむしろ生き生きとしていたような気がする。
いやもう不可能なんだろうけどさ・・・。
実際、自分が20代で仕事をしていた頃に結婚したら家庭に入れと言われたら
『いやいや冗談じゃないっす』『まだ仕事したいです』とゴメンナサイしていただろうしさ。
うーん・・・それでも、ダンナさんの給料だけでちゃんと生活できるようになったら、
女性の仕事も子育ても、もっと自由度が増すような気がするんだが・・・。
それは理想論でお気楽すぎるんでしょうかね。

デート経験が話題になった週ですが、自分のことを記憶を手繰り寄せて思い返してみるとだ。
20代の頃のデートってのは、彼氏とクルマでどっか行くくらいだった。
あとは年に1回か2回のディズニーや、遠出ドライブ。
1号旦那と知り合ってからは、知り合い始めの頃こそゴハンに行ったり飲みに行ったりしたが、
あとは2号嫁の家でだらだら過ごしていたことの方が多かった気がする。
これは果たして『デート』だったのだろうか・・・。

さて話はくるりと変わって、この間職場の同僚からこんなものをいただいたよ♪

息子さんがこの春から通っている大学のクッキーだそうだ。
大興奮&感動ですよ!
だってだって、『National Defense Academy』ですもの!!
ああ、なんて頼もしい・・・ありがたく、おいしくいただきました(⌒∇⌒)

さらに、妹からは両親の墓参りの帰りに立ち寄った仙台駅で買ったというお土産が届いた。

『ままどおる』と『エキソンパイ』♪
2号嫁、コレ大好きなのよーん。特にエキソンパイはこっちではなかなか手に入らないのでうれしい♪
ろくすっぽデートらしいものをしてこなかったデブ夫婦であるが、仲良く半分こしていただきました♪
今や毎日の買い物や、外でお昼ゴハンを食べることが『デート』なのだと思うようにしておる。
ま、そんなもんです。
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4 コメント

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何となくだけど (yumi)
2022-07-02 15:27:49
私が結婚したのが約45年程前ですが、その頃は「女性は25歳までには結婚したい」と言う風潮でした。

更に今思うと「独身のまま実家に居るのは恥ずかしい」と言う隠れた風潮もあったような?

馬鹿々々しいのですが、ただ私の周囲では共稼ぎが多かったような気がします。

今よりも結婚年齢が低いので、とても夫一人の稼ぎでは食べて行けないし、ジジババもまだ若いから預かってくれただろうし…

若さゆえの無鉄砲と将来に対する不安とか備えとかほぼ何も考えない無知さとが、ある意味結婚率を上げたとか?~笑

20代の時に老後の心配とかしなかったし、そんな情報も持てる時代じゃ無かったしね。

今の人は、負の情報が山のようにあるから、誰かが決めた「幸せになる基準」みたいな物を作るか、持っている誰かをとっつかまえるか…笑

ちなみに、中高が女子高、美容学校は男子が1割の時代、仕事場も相手はほとんどが女性…と言う環境だったので、デートなるものは数えるほどしかした事がありませんでした…笑
ユミお姉さま♪ (デブ2号嫁)
2022-07-18 18:15:42
確かに・・・ワタシの世代でも『クリスマスケーキ』なるプレッシャーはそれなりにありましたっけ。
そして自分がおじいさんやおばあさんになるなんてことは思ってもいなかったよな(⌒▽⌒)アハハ!
だもんだから、老後の心配なんてする暇もなかった。

今は情報が多すぎるよね・・・。
何かってーと『結婚するまでに〇〇が必要』だの
『子どもが大学に行くまでに〇〇万円必要』だの
『年収〇〇万円ないと云々』だの、
ホントに負の情報ばっかり。
とはいえ・・・
デブ夫婦が知っている20代の子たちの中には、
20代同士で結婚して子どもも育てている人も結構居るんだよね~。
結局メディアが取り上げるのはデート経験がない若者とか、結婚したくない若者なんだよね~。
その方が面白いと思うんでしょうね。浅はかだけど(笑)。

『幸せの基準』は、年齢にかかわらず持っていた方がいいなと思うこの時代・・・。
人と比べる幸せではなく、自分の幸せ。
とりあえず、デブ夫婦はゴハンがおいしいだけで幸せです♪
Unknown (シゲオ)
2022-07-21 21:07:40
自分が好意を持っていて2人きりで会えばデート?
自分の20代前半の頃は6割の方にカウントされることになる。良かった(笑)
自分の20代(1980年代中頃)当時のデートの定番と言えば映画鑑賞でしたね~
でもね、映画を観に行くと必ず『婚約指輪は給料の3カ月分』のCMが必ず流れていたでしょう?
1号旦那さん、2号嫁さんの頃にも流れていましたか?
指輪メーカーの宣伝CMだと思うんだけど、あれは嫌だったですねぇ。
まだ気持ちも伝えていない(自分だけが好意を持っている)女性と映画に行ってもあれ見るとドキッとするし・・・(緊張する必要は無いんだけどねww)
気持ちを伝えて両想いになった相手と映画に行っても余計にドキッとするし(なぜだ?ww)
結婚するには給料3か月分の指輪をプレゼントしろって言われてもねぇ・・・
バブル前の低賃金の頃で・・・
心の中で「(無理だよ・・・)」って(笑)

今も昔も「女性をデートに誘うという行動」が出来ない若者がいるってことですかね。
ま、最近は「女性を誘うという気持ち」が無い若者がいるのかな?
他にも楽しいことはあるみたいな風潮になっているのかな?
シゲ兄♪ (デブ2号嫁)
2022-07-25 18:19:44
この件、まだテレビでやってるところありますね。よっぽど面白かったんだろうな。

さて、ワタシたち世代が恋愛に浮かれていた20代はバブルでもあったわけで・・・、
当然知ってますよ『給料の3ヶ月分』(笑)。
あの当時でも、そんな指輪を結婚前に送ってた人・・・居たんだろうか。
中には居たでしょうけど、自分たちはまだピンとこなかったよなあ。
もちろんワタシも、当時の彼とかに指輪を要求するような『圧』を送るようなことはしませんでしたことよ♪
もらってもせいぜい、1万円~2万円くらいのファッションリングだったわなあ。←要求しとるやないかい(笑)

ワタシら世代でもデートに誘えない人は一定数居たよね。理由はわからんけど。単にモテないタイプだったのか、勇気がないだけだったのか。

まあ今の男の子はプライドは高くハートはガラスって子が多いみたいなので、
誘って断られるのが怖い とか
デートしてこう思われるのが嫌
とかあれこれ考えて、だったら誘うの面倒~ってなるのかもしれませんね。
何より手順を踏むとかってのが面倒なだけかも。
他に楽しいことがあるから恋愛しないってのは、なんか違う気がするけど・・・。

でも、デートってそんなに構えるもんじゃない時代になっているんじゃないかなとも思うんですけどね。
ちゃんとデートして恋愛して結婚してる若者も居るわけだしなあ。

ちなみに。
デブ夫婦は、結婚前も結婚後も映画館デートをしたことがありません( ー`дー´)キリッ
なので、イマドキの映画館の予約方法とかお作法をまったく知らないのであります( ー`дー´)キリッ
そして、1号旦那を映画館デートに誘う勇気(?)は未だにありません。
なぜかって、彼は空調効いてて暗いところだとマジ寝するもんで(ノ´∀`*)

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