こんにちは。日本医療心理カウンセラー協会、 カウンセラー平井千明です。
映画「西の魔女が死んだ」を観る機会がありました。
1994年に出版され、2008年に映画化されました。又1996年には絵本としても出版されています。
不登校になった中学生"まい"が、祖母の家で過ごしながら色々な経験をする中で心身ともに成長していく物語です。
まいの気持ち…
まいを見守る母の気持ち…
まいを見守る祖母の気持ち…
と親子3代に渡りそれぞれの立場になって観れる物語です。
"扱いにくい子"
"まい"に対してそう感じる母と
母からそのように思われていると知る"まい"…。ストーリーはここからはじまります。
まいは祖母の深い愛情を受けながら過ごしていく中、早寝早起きや畑仕事、家事、勉強をするようになります。次第に自分のやりたいことや、進む場所を自分で決めていく力を身につけていきます。
祖母の語る言葉一つ一つにまいを信じ、待つ気持ちが込められているようでした。
まいの本来持っている生きる力の強さを感じました。
今の社会に足りないものや欠けているものを気づかせてもらった気がします。
感じるものが沢山詰まっている映画でした。
書籍も映画もおすすめです。