一昨日、緊急事態宣言が解除となり、初めての週末を迎えます。
嬉しい反面、第6波への不安も募ります。

新型コロナウィルスから身を守るためには マスクの着用、手洗い、うがい。 バランスの良い食事と十分な休養を取り 体調を管理すること。 3密を避けることがマストというのは 誰もが知るところですが、もうワンランク上の感染対策として 「正しくていねいな歯磨き」が注目されています。

お口の中に入ってきたウィルスが体内に侵入する際 歯周病菌がウィルスの手助けをしていることが 明らかになってきたからです。
お口の中に入ってきたウィルスは 粘膜細胞のレセプターに吸着し細胞の中に 入り込み、人間の体内で自分の遺伝子を 増殖させていきます。
このレセプターがウィルスに見つからないように 粘膜の表面は粘液で覆われています。

歯周病菌はこの大事な粘液を破壊し ウィルスの侵入を手引きしてるのです。

歯周病菌は歯と歯ぐきの境目に 一番多く潜んでいます。
歯ブラシの毛先がここにきちんと当たるよう 意識して磨いてみましょう。
また、歯石は歯周病菌の絶好の棲み家です。 硬い歯石は歯科の専用の器具や機械でなければ とることができません。

緊急事態宣言が解除された今、
次に来るかもしれない大波に備え、

ぜひ歯科医院を訪れて、歯周病予防のための歯磨きを習ったり、歯石を取ってもらったりしておきましょう!