本日は、今年の頭に行ってきた南京の旅日記をご案内します。
私シェンは骨をこの国に埋める覚悟ですので
より中国を、中国人を理解したい、と常に考えています。
そこで今回はあの有名な南京に行ってみることにしました。
上海から南京は高鉄で直通の場合は80分、
その気になれば日帰りできないこともありません。
南京は江蘇省の省都であり、中華民国時代は首都でもありました。
歴史もあり、見所は非常に多い都市といえます。
時間が許せば2泊ぐらいはしたいところです。
なお在留邦人は1000人前後とのことで
日系企業の投資が少ない中では意外と多いなと感じました。
南京はやはり、日中の歴史を語る上でもとても大きな鍵を握る街です。
前々から「南京大虐殺博物館」という博物館があると聞き、
行きたいと思っていました。
日本人だとバレないようにしよう、そう心に決め高鉄に乗り南京に向かいます。
何故か外はドシャ降りであり、先行き不安ですが、とにかく向かいます。
南京駅到着後は地下鉄に乗り換えて早速博物館へ。
南京地下鉄は切符がかわいいコイン式。
まさか再利用可能なエコw導入しているとは思わずビックリです。
ここ、南京大虐殺博物館は、
反日教育を根付かせるための一つの発信基地でもあるためか
無料見学が可能です。
日本語解説も非常に充実しており、
日本人が言っても読めない、わからないということはありません。
聞くところ、建物の設計は日本人によるものだそうです。
確かに、中国で他に見る施設と比較するととてもしっかりしています。
ここで展示されているものが本当か、ウソか、それは当ブログでは扱いませんが、
中国の国としてしっかりと後世にこれを伝えていこうという強い想いを感じます。
また、南京には他にも見所はたくさんあります。
今回は明朝時代の皇帝であった洪武亭のお墓である明孝稜、
清朝まで行われていた官僚試験である科挙の試験会場・夫子廟を見学しました。
夫子廟は古代のカンニングの様子などの解説もあり、興味深い内容もありました。
明孝稜も大変に大きな施設であり、歩き回るのが大変なものの、
壮大な施設であり見ごたえ十分です。
最後に、南京ですが、高鉄(新幹線)が出来た今では、
上海からでも、2時間以内に行くことができます。
上海の旅行だけでは物足りないという方には、
南京で、1日費やしてみるのもありだと思います。
以上、南京の旅のご案内でした。
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