平凡社の「別冊太陽」。本選びの会の活動で何冊も読み、緻密かつ幅広くテーマを掘り下げている編集に感嘆しておりました。こちらもその一冊。

長谷川町子の漫画は、昭和の子どもたちはどこかしらで触れているといっても過言ではない。少なくともわたしのまわりではそうでした。アニメやドラマ化と関係なく、です。

 

朝ドラ(当時は「連続テレビ小説」と言いました)「マー姉ちゃん」の記憶もあります。
長谷川町子(マチ子)役を演じたのは田中裕子さんでした。

長谷川町子: 昭和を描いた国民的漫画家 (別冊太陽 日本のこころ 289)

2021年6月 平凡社発行

 

180字紹介文(本の花束2022年8月)

国民的漫画家長谷川町子の仕事を丹念に追った一冊。15歳で初の女性漫画家としてデビュー。「サザエさん」連載開始は昭和21年4月。昭和の歴史と共に変化する「サザエさん」の生活を年代ごとに紐解いており興味深い。実際の漫画も読める。その他の作品も原画と共に紹介。わたしがはじめて買った漫画本は「いじわるばあさん」、弟は「サザエさん」を愛読。書き文字、絵文字が懐かしい。

 

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