乳癌の値段

乳癌の値段

2012年6月に若年性乳癌の温存手術したダメ人間によるお金と食生活なんかの話

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私用でバタバタしていて更新が滞っていて申し訳ありません

12月末に
放射線科の経過外来と
乳腺外科の経過外来(というか最初に検査したクリニック)に行ってきました


放射線科のHS先生は相変わらずの語尾で
とりあえず変色
(薄暗いところで見たら分からない程度だけど明るいところで見ると分かる)
についてだけ話して
他は特に問題はなく経過は順調だと言われ終了

領収書を紛失してしまいましたが
お会計は600円ちょっと


乳腺外科のS先生も相変わらずで
「寒い日と生理前は痛い」
と告げると
「若いからね~
梅雨はもっとシクシク痛むよ~」

と軽く脅され
「とりあえずエコー(超音波)だけやってけば」
と言われたので言う通りにすると
何故か検査に1時間弱掛かった

最初と同じように上半身の服を脱ぎベッドに横になり
本当は怖くて仕方なかったけど
平常心を保つべく楽しい事を考えながら天井を見つめる

15分を過ぎたくらいでまだ左胸の検査が終わらないので不安になり
(大抵両胸&腋で10~15分で終了するから)
右胸を検査し始めた頃には30分が経過しており
『再発してるのかな~・・・
再発したらもう助からないかもな・・・
もう痛いの嫌だな
うん
もう手術も放射線もやめよう
もし再発してたら諦めて好きに生きよう
ひょっとしたら癌と共存できるかもしれないし』

などと考えながらも心拍数は上がり
でも血の気が引いたのか寒くて仕方なくなり
挙句以前は胸と腋だけだったのに
「じゃぁ首も診ますね」
と何故か鎖骨&首にもエコーをあてられ
甲状腺の辺りで担当の人の顔色が変わり
「甲状腺に水が溜まってるって言われた事ありますか?」
などと聞かれ
「甲状腺に転移したの????
じゃあもう無理だ
ああ死ぬのか
再婚しようと決めた矢先に・・・
彼に何て言おう?」

と考えていたら検査が終了

待合で暫く待つように言われたので
震える足で待合に戻り
再び呼ばれて診察室に戻るまでに多分5分も掛かってないけど
ものすごく長く感じられた


そしてS先生と再び対面

「問題ないみたいだね
っていうか以前からあった良性のしこりが前より若干小さくなってるかな」

と言われた時は
涙が出そうになった

良かった
再発してなかった

「甲状腺に何かあったの?」
と訊ねると
「あるにはあったけど先天的なものだろうね
問題ないよ」

と言われ更に安堵


「次は春だね
桜が咲いたら思い出して予約して
その頃にはまた苗字変わってたりするかな?」

というS先生らしい言葉に
「うん 多分ね」
と笑って病院を後にした


こちらも領収書を紛失したけど
お会計は2,000円台


とりあえず経過は順調なようだし
子供産みたいし
もっと色々頑張ろうと思った




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