ALSの女性を安楽死させたニュースがあった。
難しい問題だ...
ALSはうちの母が患った病気で
身体はどんどん動かなくてなって喋ることも食べることも出来なくなる。
そして死を待つのみ...
でも頭は最後までしっかりしていて
凄く残酷な病気だと思った。
母は身体が動かなくなってから
「早く死にたい」と言っていた。
でも「歩きたい...」とも言っていた。
1人になるのが不安で死への恐怖に怯えていた。
きっと死にたいほど怖くて辛いけど
死ぬのも怖くて辛かったんだと思う。
死にたいけど死にたくなかった。
ただALSになってしまった。
それが悔しかった。
このまま生かされるのも辛かった。
だから延命治療はしなかった。
私はどんな姿でも生きてさえいてくれればいいと思った。けど母の気持ちを思うと延命治療をしてほしい。とは言えなかった。
延命治療をすれば、まだまだ生きれた命だった。
でもそれをしなかった母とそれを受け入れた家族。
安楽死ではないけれど、これも似たような事なのかもしれない。
病気で死を選ぶ人も、自ら命を断つ人も、本人にしか分からない苦しみがあって、死にたいと思って死ぬのだから、その人にとっては幸せなことなのかもしれない。自分の最後を決めれる強さがあって幸せなのかもしれないと...母のことがあってから最近思ってしまう。
生きててほしいけど、私は何かあった時には無理に生かすよりも楽になってほしいと思うかもしれない。
その時にならないと分からないけど(´・_・`)
なにはともあれ、それまでは元気で楽しく幸せに生きてほしい。そのために母ちゃんが長生きして頑張らねば(^_^;)