先日、とある学者さんが今後の日本についてお話をされていました。

その学者さんは経済学者さんでした。

経済学的に今までの通説としては

普通に企業につとめて働いていれば世の中のバランスは保たれるとして

先進国では「資本主義」を取り入れていました。

しかし近年その世の中のバランスは実はこのままでは崩れて行くという

ことが証明されてしまいました。

過去100年近く通説として一般常識になっていた考え方が覆されたのです。

人がただしいとおもってきたことが通用しなくなるときがそろそろくるでしょう。


時の流れとはまるで病気のようなもので

人が実際に自覚を持つときにはすでにかなり状態が悪化して進行している状態です。

人は変化に気がつくことなく日々をまるで当たり前のように過ごしてしまいます。

しかし実は自分自身が自覚するようになる前に自分の周りではめまぐるしく状況は

変化を続けているのです。

パソコンが家庭に普及したのはここ10数年のことです。

携帯電話が子供でも持てるようになり

スマホをほとんどの人が持つようになったのもここ数年です。

少子高齢化で就職率も7年ぶりに大幅にアップしたという話もありました。

社会保障、福祉などの制度がどんどん整備されそのための

費用がかかったり増税もどんどん加速していくでしょうし

それに見合わない減収もどんどん加速していくでしょう。


かしこい人はどんどんと日本を離れて行っていることを表すかのごとく

東大をけって海外の大学に行く人もどんどんと増えているというニュースも先日見かけました。

その逆で円安の影響で海外からの外国人の受け入れに国はどんどんと

制度を改正してきています。

1年以上前に同じようなことを書きましたが着々と現実のものとなってきています。

これから東京オリンピックなどもあるし

海外からの労働者の受け入れも盛んになってきて

今後、日本と海外とのボーダーが少しずつ薄くなってきます。

最終的にはいままでと違って自ら情報を取捨選択して

日本だけでなく世界基準でものごとを考え行動をしていかなければ

生き残れない時代になってくると思います。

海外の福祉先進国などに学び日本はいまだかつて見ない

お年寄りがメインの時代、

また労働力であり消費者である若者が減っていき

労働スタイルや生活スタイルが根本的に変わってくる時代に

備えていくことになります。

そこで日本がどうとかといっている余裕はなく

すでにそれらの日本が抱える問題の答えを解く鍵となる

モノはどんどんと世界から取り入れて行くように国も

法制を整えて変化していくでしょう。

そのなか、自分は頑固にいままでと変わらずに生活していくことには

限界がやってくるでしょう。


現在、すでに英語が出来る人とそうでない人との間には

大きく差別化が社会的に行われてきています。

それが唯一日本という社会を支える企業や経済が

選んだ道です。

海外と手を結び、海外と渡り合って行くことで

生き延びて行くいわば生存競争です。

そこに英語があるところはどんどんと新たな時代の波を

受け入れて備えています。

まったく関係のないような分野の職業であっても

その事業規模が小さくても英語の重要さをじわじわと感じている人が

非常に増えてきています。


一時TOEICのブームや英語学習のブームに火がつきましたが

今はどうでしょうか?

人は流行ものに弱く、

また流行は廃れます。

そうではなくて実際に本当に何が重要なのかということに

気がついた人達は着々と準備をしています。

英会話のビジネスも一時は非常に盛んでしたが

いまではどうでしょうか?

CMなども非常に減りました。

基本的に流行とはそういうものです。

その流行に流された人達は残念ながら

時代に左右されて波に飲まれていたということです。

しかし、そうではなく冷静に時代の流れを読み

そのうえで何をすべきなのか自分自身で

考えて選択して行動すること、

これが今後どんなに時代が変化していこうが

生きていくためには重要になってくるのではないかなぁと

若干24歳の若造はおもっております。


さぁ、何もわかっていない若造が偉そうなことを口にしていると思うのも

それも一つの意見として捉えるのも

全ては自分次第ということになります。

英語が必要なかった時代から

英語が必須の時代のために

いま行動を起こすか起こさないかが

おおきな違いをうむことでしょう。

多くの人がやりはじめたら自分も動くという弱腰では

流行に流されるだけになってしまいます。

誰にいわれたからとかではなく

自分自身の未来のために、

今どうすべきなのか

考えるのにいい機会になればと思います。



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