最近俄然手を抜いているこちらのブログ。

思い返せば2010年9月にLAからグアムに移ってきて

その後しばらくしてから始めたので

かれこれ10年以上やってるんですね。

 

2年ほど前からインスタとYoutubeも始めて

それからはそっちがメインになりました。

やっぱブログって一本書くのに時間かかるんですよね。

ただ、「アメブロ時代からかれこれ10年以上見てます」

的なお声を頂いたりすると

やっぱ自分にとってこのブログは特別な思いがあり、

それでもこうやって変わらずご覧になっていただいてる

方々にも同様に特別な思いがあります。

 

ので、他のSNSでは未だ言えない

(あっちは事後報告になると思います)

来週月曜日にオープンを控えた私の心境やプランを

備忘録がてらこのブログに記しておこうと思います。

 

さてオープンは10月10日に決めました。

この日は両親の結婚記念日だからです。

言うても昨日やっと色々片付いて

今日初めてキッチン稼働なノリなので

あと二日で準備万端にできるわけでもないのですが

今後も思い出すであろうこのオープン初日を

この日に開けたと言う既成事実を作るためです。

前のカレー屋のオープンの時はそれどころではなく、

認可降りたらすぐ開けたノリだったので

思い出も余韻もないってのを

後で後悔したからです。

そんなノリなので来週月曜日は

取り敢えずメニューを1〜2品、

数も15食限定くらいで値段は半額設定で

ヒッソリと開けます。

ってか「開けてみます」が言葉として正解で、

テストラン(試運転)なノリですね。

 

年内はソフトオープンとして

試行錯誤の繰り返しになると思います。

んで、年明けにグランドオープンとして

今思っている店の形まで持って行けたらなと思っています。

 

 

さて今回のお店ですが、

以前やってたカレー専門ではなく、

和食で丼物の持ち帰り店、になります。

和食といっても幅広いですが

テリヤキチキンとか唐揚げとか

そう言うカジュアルなものを丼仕立てにして、

持ち帰り容器に詰めます。

店にテーブルがあるので

そこで食べたい人は食べていけるので、

ファストフードなノリですね。

 

んで、カレーについてですが

以前のレシピで作るカレーは

手間と時間がかかってしまい、

さらには人に教えられない

(スタッフが再現できない)

事が事業展開の大きな壁でした。

しかもカレーって傷みやすいんですね。

特に年中常夏のグアムでは。

こう言うのもアレですが、

たまに他店視察でカレーを食べますが

傷んでいる徴候や明らかに傷んでいる、

そんなカレーにも出くわします。

特にコロナ禍のどこも暇だった時期は顕著でした。

まぁ、管理できてないのは他の料理にも

共通しますが、

傷んでいるものを出してしまう事が

カレーの大変な問題だと思います。

理由は色々ありますが一つあげるとすると

カレーは基本作り置きを温めるだけなので

味見の過程がないからですね。

 

そんなこんなでカレーはやりたくなかったのですが

店舗再開をSNSであげると

かなりの反響、そしてその声は

Oishiのカレーを待っている声なので

やらざるを得ないと感じ、

メニューに組み込むことにしました。

それ以来ずっとレシピ改良を繰り返し

再現性があり、手間もそれほどかからず、

そして傷む懸念のない(作りおかない)

そんなレシピが開発できました。

怪我の功名ですね。

まぁ「前と違う」と言う声は当然あるでしょうが

それでもポイントは押さえているので

大丈でしょう。

 

加えて今回持ち帰りにしようと思ったのは

サービスのある所謂レストランの場合、

スタッフの頭数がある程度必要なのですが

そこがグアムの場合は頭を抱える問題です。

連絡なく遅刻どころか欠勤はまぁ普通ですし

突然辞めることも普通。

最低時給もこの数年で更に上がっていくことは

確定していますし、

それに反して労働効率は恐ろしく低いです。

なのでできるだけ人が必要ない業態、

最悪自分一人でも回せる業態に

しようと思ったわけです。

 

ちなみに場所はデデドです。

タモンからは車で北へ20分くらいの

ベッドタウン的な感じのエリアで、

そのちょっと外れになります。

私的にそこまで馴染みのないエリアですが

ちょうど良い売り物件が出て

色々悩みましたが、まぁいけそうだと踏みました。

前途のオペレーション面なども含め

もしここでそれなりの結果が出せたのなら

次の展開の考えられる

それ前提で色々と組み立てて行っています。

 

まぁ今回は正直やりたい店とか

作りたい料理ってわけではないですが

ニーズはあるだろうなと思っています。

実はやりたい店(業態)ははっきりしてて

この1年半のニート生活の間も

日本で修行したりしてたことは内緒です。

それは日本の旅行者さんに向けたお店で

まだ日本人観光客が戻ってくるのは

もうちょっと時間かかると思うので

それは良いタイミングでタモンでやろうと思います。

 

さてカレー屋を閉めてニート生活になって1年半ちょっと。

この間に2つ大きな心境の変化というか

気づいた事があります。

 

一つは労働は尊いという事。

幸いなことにある程度蓄えがあり

また、ちょっとばかりの収入もあったので

この間特に労働せずとも生活することができました。

特に何をするでもなく、

テレビをみたり、本を読んだり、

海で遊んだり、ゴルフをしたり、

日本へ旅行に行ったり。

それはそれでお気楽な生活でしたし、

忙しく働いていた時は

そうしたいとずっと願っていた生活でした。

ただそれも半年ほど過ぎたあたりから

生きてる実感が薄れてきました。

したいことだけする生活ですが

アレだけあったしたいことって

実際してしまうと

だんだんなくなってくるんですね。

ただ時間を消費して生きる生活。

先週から本格的に店のオープンに向けて

身体を動かすようになり、

疲れて帰ってきて飲むお酒の美味さ。

本当に久しぶりの感覚でした。

んで思いました。

やはり人間は何らかの目標や使命を持って

額に汗して動き、それを達成していく。

それが生きている証なんだなと。

 

もう一つは、焦らない事。

1年半のニート生活でまだリハビリ中につき

常に無理しないことを心がけていますが、

余裕を持ちながら、

できないものは仕方ない、

そう思えるようになりました。

以前は常時焦っていて

「必ずしないといけない」

っと勝手に思っていました。

急いでも良い結果になるわけでもなく

逆に焦って悪い判断をすることもあったなと。

こうあるべき、に囚われすぎて

どうでも良いことにまでストレスを感じていたなと。

この1年半はお客の立場で

色々なサービスを受けてきたわけですが

要点だけちゃんとしておけば

お客は細かいとこはそこまで気にしていない

と感じました。

 

私も40半ばの歳になりました。

中学卒業後の15歳から働き続けてきて

一旦人生の休憩入れるならこの機会だな

そう思った1年半前でしたが

残りの人生を続けるにおいて

非常に大切なことに気づけた1年半となりました。

 

ってことで、私の人生の後半戦の始まりです。

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

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