志望動機や自己PRをコピペしても上手くいかない理由 | 消防吏員(消防士・消防官)になるためにすること

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消防を目指す人のために、筆記試験や面接試験の情報を提供します。不合格・浪人生活にならないためにも一緒に勉強していきましょう。

私は表面上の事より、物事の根本、本質、基礎を理解することに意識を置いています。

なぜならば本質や基礎をおさえることで応用が効き、自分が学んだ分野以外にも適応できたりするので(応用力)、結果的に学ぶ労力が少ないからです。


例えば、ブログやFacebookなどのSNS、LINEなどの現代コミュニケーション術を学ぶのではなく、人間のコミュニケーションそのものを学びます。

なぜならば、FacebookやLINEが10,20年後に存在しているかどうかは分かりませんが、私が生きている間は人とのコミュニケーションがあるからです。

FacebookであれLINEであれ、扱っているのは人間ですから、人間同士のコミュニケーションが本質です。

本質さえつかんでいれば、ここで言うと人間同士のコミュニケーションの知識や経験がしっかりできていれば、あとはFacebookやLINEの特徴や文化を学んで応用すればいいだけの話です。

これを逆にしてしまうと、どういう事が予想できるでしょうか?


・・・


面接も同じだと思います。

他人の志望動機や自己PRをコピペしたいり、パクってしまう人・・・

合格者の志望動機や自己PRだけ見るのは、表面上を見ているだけに過ぎないのです。合格するような人は、自分自身を見つめ、思考を重ね、限られた時間で表現するために練り上げ(これらが本質)てつくりあげているのに、そういった背景を知らずに表面に出てきたところを引用してしまうと・・・

面接官には全く響きません


なぜならば違う人のストーリーなので、当事者意識が入っていない、一貫性がない、魂が入っていないからです。ちょっと突かれればブレたり破綻します。

もちろん、表面を磨き上げるテクニックは必要です。表面上の重要性を否定するのではありません。初対面の人に限られた時間で自分の事を伝えるにはテクニックは必要です。

ですが、テクニックの前に本質をおさえておかないと、相手(面接官)には伝わりません。

自分自身が回り道をしてしまった経験から、結局、他人の例を模倣するよりも、自分の言葉で伝える、語れるよう努力する方が効率的だったという事をお伝えしたいのです。