青森県青森市にあります
高屋敷館遺跡です。
遺跡入口にある賽の河原。
高屋敷館遺跡発見で国道7号線が
既存のルートより迂回され、
その為に賽の河原が移転されました。
創建された時代は不明です。
高屋敷館遺跡です。
平安時代(794~1185)の環濠集落です。
周囲に空濠(幅6~8m、深さ最大約4m)と、
濠(ほり)を掘った土を濠の外側に積み上げた土塁に
囲まれた集落(南北約110m、東西約80m)でした。
遺跡では10~12世紀頃まで人が住み、
11世紀には濠と土塁で囲まれた集落として
最も栄えたと考えられています。
濠と土塁以外に住居、
金属を加工・制作していたと考えられる建物(工房)、
門や井戸など様々な施設の痕跡が確認されました。
高屋敷館遺跡にて。