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- プロフィール|ピグの部屋
- ニックネーム:マスク越しでも会話が伝わるアプリ「想いやりトーク」オトデザイナーズ坂本真一
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- 音と耳をキーワードに新たな価値を創造する。オトデザイナーズのブログです。 加齢性難聴、高齢者(シニア...続きを見る
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のつづきです。
開発過程でも、例えば、若手技術者が上司に「〇〇課のSさんが訳わかんないことばっ
かり言ってきて、仕事が進まない」などと相談すると、上司は「じゃ、今夜S君と飲ん
で来るよ」と言う。
翌朝、上司が若手技術者の席に来て「S君は、◇◇となることを心配してるみたい
だから、それに配慮した設計にしてやってくれよ」と耳打ちし、その日から、また
業務がスムースに進むようになる。
ベタベタのどんぶり勘定
ではあるが、
対話重視型開発
とも言えたのが当時の
日本流開発方式であった。
この旧式とも言うべき開発方式にはいくつかの欠点があった。
まず、その方針が、どのようなプロセスで、どんな目的で決まったのかが開発会議の
メンバー(飲み会の参加者?)にしか分からない。
なにせ、腹を割った本音の中から決まってきた話なので、それ以外の人間においそれと
話すわけにもいかないのである。
また、明確なマニュアルや記録が残されていないケースも多く、担当者が休んだり
すると、ひどい時には全体の業務が止まってしまった。
だから、開発会議メンバーは、その製品が安定供給されるまでは休めず、連日の
長時間残業となった。
現代の日本企業では許されない話ばかりであるが、一方で、
このやり方で世界経済を席巻してきたのが
当時の日本企業であったことも
忘れてはならない事実である
つづく-> ~品質マネジメントシステム原理主義~ 対話無き日々
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