貧乏なくらし

昼休みに駅前の小さいクリニックでインフルエンザ予防接種を受けた。
外の張り紙には「受付は12時まで」と書いていたが
12：45頃に電話したら、今からでも大丈夫だというので
通りすがりの予約なしでしてもらった。

終わって、受付で会計を待っていたら
私の前に一人いて、その（見た目）20代男性が

男性「クレジットカードでお願いします」
受付「当院は現金のみです」
男性「お金持ってないんです」
受付「ではこれからATMなどで下ろしてきていただけますか？」
男性「いま苦しくて（下ろせるお金がないんです）」

受付の人は「・・・少々お待ちください」と言い、院長と相談したあと、その男性に
「明日以降確実にお持ちください」
と、“確実に”を強調して2回言った後、
「それまで診察券は預からせていただきます」と言っていた。
男性は「わかりました」と返事していたが
診察券なんて何の価値もないから、多分バックレると思うな。

なぜカードが使えるかをHPで調べるか、電話で聞くか、受付時に聞かないのか？
お金ないのに診察してもらうなんて、確信犯っぽいと感じるのは私だけだろうか。

病院といえば昨日地元駅前で、かかりつけの皮膚科の院長先生(65歳)を見かけた。
開業医とは思えない質素な格好で、
パチンコや競馬場にいるおじさんが着ているナイロンジャンバーに
ノーブランドのリュックを背負って、改札に向かっていた。
診察はいつも1分ほどのスピード診察で、目を見て話してくれないし、
暗い感じで愛想ゼロの先生ですが、
「薬もらえればいいや～」と通っていました。
でも本当に飾り気がない人なんだな、とちょっと見る目が変わりました。
長生きしてほしいです。
私もいつまでも薬をもらいに行きたいので(笑)。



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