「Love My Heart」は、ふんわりと、ホワっと、優しく優しく、そっと寄り添ってくれるようなエネルギーです。
エネルギーの波動的には7層とごくごく近い感じがしますが、ものすごい密度で濃いエネルギーの7層とはやや違っていて、7層よりは私たちに理解しやすいというか、
私は、「慈愛」とか「慈悲」を「Love My Heart」のエネルギーから感じます。
シータヒーリングでは、7層の手前、6層の終わりが「慈愛の層」で、そこは薄い薄いピンクだと言われています。
私は、「Love My Heart」は、そこのゾーンの周波数のエネルギーだと考えています。
※ちなみに、レイキもシータヒーリングでは6層のエネルギーだと考えられています。
あと私が知っているところでいうと、「マトリックスエナジェティクス」とか「クウォンタムタッチ」、「アクセスバーズ」なんかも、6層のエネルギーワークじゃないかなと私は考えてます。
私たちの肉体や普段の思考が持つエネルギーが一番粗めの周波数だとすると、
ヒーリングエネルギーは、それとは比べ物にならないほど細かくて、乱れのない、最高に美しく整った周波数のレベルにある、そんなイメージです。
そのエネルギーを人間に施すと、その人の分子原子、それよりももっと「細かいレベル」にまで届き、その人の丸ごとすべてが「完璧なヒーリングエネルギーの波長」に同期され、
その結果、私たちの身体、細胞も臓器も、分子原子よりももっと細かいレベルから最適化(最高最善へと再創造)される、
というのが、ヒーリングの考え方です。
心も記憶も「脳」にあり、過去世の記録は「DNA」にある、と考えると、
ヒーリングで「分子原子よりも細かいレベル」から整えば、「それらも全部最適化される=癒される」はず、という理屈です。
ヒーリングエネルギーの波動は、その人の内側の、分子原子よりももっと極小のレベルのところに同じバイブレーションを起こします。
「ヒーリングが届く」というのは、こちらから送ったのが対象へ届く、「A→B」みたいな距離のイメージをする方が多いんですが、そうではなくて、
「そのエネルギーにシンクロさせる」「同期させる」なんです。
「ヒーリングをする」でも「受ける」でも、それでその人がヒーリングエネルギーに「同期」されると、その人の「一番細かいレベル」のところで、ヒーリングエネルギーの振動が起こります。
その細かい細かい、究極に美しく整った波、波動が、極小レベル→分子原子→細胞→神経や臓器(脳も含む)と順に到達していく過程で、それぞれのレベルに様々な動きを起こしつつ、表面の思考や肉体レベルも最適化していきます。
また、思考や体感のレベルまで来て初めて何らかの実感(身体の調子や心の状態への何らかの気付き)があるんですが、それは、表面のその人が「こうなりたい」と思った通りではないことがほとんどです。
ヒーリングエネルギーの波動が「神様のレベル」だとすると、人間としての肉体的、物質的な発想の願い、言葉の波動は荒すぎて、そのままではほとんど通じないからです。
(犬から「ワンワン」、猫から「ニャーニャー」言われてる、みたいな感じじゃないかと)
とはいえ、本当の本音本心、シンプルな本心からの欲、そういうのは、届くこともあります。
その人がその時に、何もかも捨てて、無心で、心の底からそれを願ったとしたら、
その思いの波動は、余計なものがなく純粋で透明で、それはヒーリングエネルギーの次元と近い波動を持っていて、
だから「創造のゾーン(創造主、創造の源、他)」にサクッと繋がれて、最短で「願いが叶う」という現実化が起こった、
という仕組みなんだろうと私は考えています。
でも、人は誰でも、「願い」の上にたくさんの「でもでもだって」「ああでもないこうでもない」という余計な思考がごちゃごちゃ積み重なっているものです。
大きな願いほどそういう余計な思考も一気に増えるから、余計叶いづらくなります。
(不純物の少ない海や湖や池や泉は透明度が高く、光も底まで届きやすいですが、不純物がたくさんで濁った水は中も見えず、光が届きづらくなる、と同じ)
「どうでもいいようなことはわりとすぐ叶ったり引き寄せるのに、肝心なことはなかなか思った通りにならない」という人が多いのもそのせいです。
まあつまり、ヒーリングというものはたいていの場合、何か派手なことが起こるわけではないんです。
人の一番細かい細かい、極小のレベルに起こった小さな波、ヒーリングエネルギーと同期された「波動」が、
水の波紋のように、分子原子→細胞→臓器、関連する過去や過去世の時間軸の人や場面、と広がっていき、「何か」が起こる。
その人の頭が考える「願い」が全く無視されるわけではなく、叶っているし、叶う方向では動いているのだけれど、「その人が思う通り」、頭で考えられた通りではないということ。
表面の意識で考えた、ごちゃごちゃしていて不純物がいっぱいの「願い」の中に含まれるもの、
「奥の奥にある『本当の本音』『本当の願い』」は、言葉では説明できない、今のその人ではイメージできない(まだ見ぬ未来、経験したことがないことだからイメージは無理)「完成形」で、
ヒーリングやエネルギーワークをすると、その方向へ向けて動いてはいきます。
ただその動きは、「自覚できる、見える、聴こえるレベル、現実の物質的な動き、みたいな分かりやすいところにすぐ出てくるとは限らない」ので、「叶わない」とか「変わってない」と思われやすいのです。
ヒーリングの大きな目的の一つは、
「でもでもだって」
「ああでもないこうでもない」
という「余計なごちゃごちゃ」を、溶かして、薄くする、
「心の透明度を上げて、願いが届きやすい人になる」
というもの。
過去や過去世を癒す、心のブロックの原因、トラウマを癒す、そういうのも、心の透明度を上げて、すっきりシンプルに、軽やかに明るく生きられるようにするため。
そうなるほどに、引き寄せ力、現実化力というのも自然と勝手に上がっています。
一朝一夕ではないけれど、続けていくほどにそうなる、
やればやるほど加速もついていく、
それが「ヒーリング」というエネルギーワークです。