6歳息子が、逆上がりができるようになった。
親は、「別にできなくても死にやしな~い。」というスタンスだったので、
通っていた園で、特訓してくれたおかげである。
ばあば、じいじに逆上がりをしているところを見せたいというので、実家近くの公園で、披露する。
それに感化されたのか、じいじ(私の父)が、「よし、オレもやってみるぜ!オレは意外と何でもできるんだぜ!」と意気揚々と立ち上がった。
今年61歳になる。
足は、思いの外上に上がったものの、腹の肉がつかえ、悶絶している。
「いたぁぁぁぁぁい!」
何度もトライしては、腹が邪魔して、起き上がれない様子だ。
「うぅぅぅぅぅぅ!!」
ばあばと息子が、無理矢理、起き上がれるように足を下に押し込むが、さらに痛がって悲鳴をあげる。
「ギャーーーーー!!!」
新手の拷問にしか見えないは気のせいか。
ついには、運動不足で名高いばあばも「私もやってみようかな。」などと言いだし、鉄棒は、60歳のおじさんとおばさんで埋め尽くされた。
「いやぁ~~~!!」
なんだこの光景は・・・(新しい)!
*********************************************