こんにちは。離婚カウンセラー・FPのゆらこです。
前回は、離婚した後、iDeCoに入った方がいいのかについて書きました。
今回は、特に離婚してシングルマザーになる方が、保険に入った方がいいかです。
これも入った方がいい人はいると思いますが、やっぱり焦らないでください。
保険で用意すべき保障としては、病気になったときの医療保障、亡くなったときの死亡保障、働けなくなった時の給料の保障などがあります。
まず、医療保障については、ひとり親家庭の場合には親も自治体の医療費助成が受けられることが多いので、医療保障を用意する必要性は低いと思います。
亡くなったときの保障についても、18歳までの子どもがいる場合には、公的年金から遺族年金が出ます。
最低限の保障はあるので、毎月貯蓄できないくらいギリギリの家計の人が、無理して生命保険に入る必要はないと思います。
子どもが幼い場合には、たとえお金があっても一人では生きていけません。
お金を残すことも必要かもしれませんが、子どもの父親や実家と良好な関係を保っておき、何かあったら助けてもらえるようにしておくことも忘れないでください。
病気やケガで働けなくなったときの保障については、社会保険に加入して働いていれば、健康保険から1年半は傷病手当金が出ます。
やはり収入が少なく貯蓄がない人が、無理してまで就業不能保険や所得補償保険に入る必要はないと思います。
保険料を払う余裕があるなら、その分を貯蓄に回し、ある程度の貯蓄を作っておくこと。
そして、新たに仕事を探す場合には、社会保険に加入できる職場を選ぶことが大切です。
貯蓄がなくて不安だから保険に入るのではなく、保険料を払っても貯蓄ができるよう、収入を増やしたり家計の見直しをしたりする方が先です。
公的保障の内容も確認し、優先順位を考えた上で、必要なら保険に入ってください。
★円満離婚・円満別居のアドバイザー
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