人生の役に立つこと | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪



ピピウが毎日幼稚園へ着て行くスモック。


3着持っています。



入園時に2着買って、後でもう1着追加購入しました。





近所に年配の女性がやっている手作りのナップサックやエプロン、刺繍の入ったランチョマットやタオルを売っている小さなお店があって、そこでスモックを買いました。


胸のところに無料で名前を刺繍してくれます。




入園の時に買ったスモック。


当時のピピウには大きめでしたが、今ではピッタリのサイズになりました。


すると、スモックの袖口のゴムがキツイ…💧


最初に購入した2着はもともと袖口のゴムがキツめだったのですが、ピピウの成長にともない、ピピウの手首にくっきりゴムのあとが残ってしまうくらいキツくなってきました。



これはダメだ…。



まだ1年半は使うし、新しいものを購入しようとお店に行ったら…



お店が閉まってるあんぐり



あれ?今日はお休みかな?と思ったら、ドアに貼り紙がしてあって


"家庭の事情により閉店中。開店はいつになるか分かりません。オーダーをした方は商品受け取りのために下記の番号にお電話ください。"


と書いてある…。




えっ!?


いつ開くか分からないの!?



お店は開かぬまま、2週間以上経っています。




困った不安





イタリアの新年度は9月からなので、どこのお店にもスモックを置いていません。


Amazonで見てみたものの、在庫がなかったり、かなり高かったり(+送料)。



いつでもこのお店で買えると思ってたから油断した!

ショック😣







そこで…





1日目


とりあえず、袖口がキツすぎるのはよくないので、


袖口に入っているゴムを切ってみた


袖口がびろ~~~~んとなった💧


しかも、ピピウに着せると袖が長い💧






2日目


そこで、袖を少し切って、袖を短くしてみた。


あ、ちなみに私は裁縫が大嫌いです。


でも、チクチク手縫いでやってみた。


長さはよくなったけど、ゴムがないので

袖口びろ~~~~んのまま💧


これでは袖口が邪魔である。


ゴムを入れるしかない。






必要な道具とやり方をググってまず勉強。






3日目(今日)


お店の裁縫コーナーへ足を運んだのは何年ぶりだろう?


ゴムとゴム通しを買いたかったのだけれど、ゴムはあったがゴム通しがない💧


そういえば、安全ピン🧷でもできると聞いたことがあるような…と思い、スマホで検索すると、やっぱりできるらしい。


だから、ゴムだけ買って店を出た。



家に帰り、安全ピンを使ってゴムを通す…





おぉ!


やっとスモックの袖っぽくなった!





⚠️縫い目は…見ないでください。




もともと入っていたゴムを切ってから
2着のスモック、4つの袖口をこの状態にするのに
3日かかった。


裁縫の得意な人であれば、やり方も最初から知っているだろうし、ちょちょいのちょいとすぐにやってしまうのだろう…。



私は無駄な時間と労力をたっぷり費やしました。


知らないって、そういうことだよね。




そして、チクチク縫いながらふと思ったんです…


服の御直しをしてくれる仕立て屋さん(sartoria)へ持っていけばこの時間と労力を費やさずに済んだのではないか?
しかも数ユーロで…。



私の馬鹿!不安




でも、おかげで小学校の家庭科以来のゴム通しを40歳にしてできるようになりました。

しかも安全ピンで。


人生、何事も経験です。



そして、ひしひしと思ったんです。

どんなに裁縫が嫌いでも、
どんなに裁縫が苦手でも、
一応知識としては学校の家庭科の授業で習う日本人。



人生の役に立つわ。



ちなみに、イタリアの学校では家庭科の授業はないようです。

それどころか、体育の授業に水泳もないので、スイミングスクールに行くか、親が教えなければ、泳げない大人になるここイタリア。



日本の教育は本当に素晴らしいなぁ👏

と、改めて思ったのでした。




学生の頃は主要5教科書に力を入れて頑張りがち。


でも、小中学生の皆さん、家庭科の授業も頑張っておいてね!


人生の役に立つよ!




ということは、イタリアで育つピピウには私が教えないと、ボタンつけさえできない大人に!?


料理はいいんだけど…裁縫は…うーーーーん💧





スモックを買ったお店のおばさん、彼女や彼女の家族に何か問題があったわけではないのならいいのだけれど…。







インスタしてます。
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