2023年のポイント1:2023年の始まりはいつ?
12月。
師走と言われ、1年の終わりという感じがしますね。
でも、算命学では、1年の終わりは、節分で、翌日の立春が1年の始まりです。
今の1月1日は、グレゴリー暦といい、太陽暦の西洋暦です。
この暦はローマ暦を元に考えられ、天文学的な意味はありません。
しかし、日本は西洋との交流を円滑にするためにも、このグレゴリー暦を導入しました。
明治6年(西暦1873年)のことでした。
それまでは、算命学で利用している干支暦である太陰太陽暦を利用していました。。
太陰太陽暦では、立春が1年の始まりと考えています。
春は草花が咲き誇り、冬眠していた動物や虫達が活動を始める時期。
こういったところもあり、春を1年の始まりと考えたのです。
春の中心は春分です。
春の始まりは立春です。
そのため、立春が1年の始まりでもあるのです。
他の暦では、春分が1年の始まりという考えのものもあります。
秋分が1年の始まりと考えている歴もあります。
その他、太陰暦では、月の満ち欠けから1年の始まりを考えている歴もあります。
太陰暦では、太陰太陽暦で利用される二十四節気の雨水の前の新月の日を1年の始まりとしています。
中国の春節祭は太陰暦の1年の始まりを祝うものです。
2023年は1月22日になります。
このように見ていくと1年の始まりにもいろいろな捉え方があるのがわかります。
この中でも算命学は、太陰太陽暦を利用していますので、立春が1年の始まりになります。
2023年は、2月4日になります。
この日から、卯年それも癸卯という年になります。
癸卯年は、どのような年になるのでしょうか?