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先月末にいったフランスの話。
1週間以上、パリに滞在しました。
パリにいったのは2回目です。
フランスは景気が悪いようなのですが、
パリに限っては全くそのような事は感じられませんでした。
というのも、観光客が非常に多く、どこも賑わっていたからです。
パリにはカフェはありますが、カフェと呼ばれるものは、他の国でいうレストランのようなもので、
コーヒーに特化したカフェというものはほとんどありません。
なので、スターバックスはどこも長蛇の列です。
もしかすると、世界で一番売り上げがあるかもしれませんね。
値段はフィリピンの2倍程度です。
清潔感はマカティやフォートの方が上です。
治安も、マカティやフォートの方が圧倒的に良いと思います。
パリ人は観光客が嫌いなようです。
といのも、パリ人は歩くのが速く、いつも急いでいる感じです。
観光客は観光に来ていますので、ゆっくり歩きます。
パリ人にしてみたら、邪魔なわけです。
また、エスカレーターの乗り方には決まりがあり、右側に乗ります。
左側は歩きながら上る人専用です。
このようなルールは日本だけだと思っていましたが、
パリにもあったようです。
フィリピンは皆ゆっくり歩くし、エスカレーターも右左関係なく乗ります。
このような環境に慣れている私は、
パリのこの習慣は少し奇妙に見えました。
そんなに人生に急がなくても良いのでは？と。
逆に言うと、他人の邪魔にならないように、流れに乗っているという事でしょう。
フィリピンでは他人の迷惑は考えずに歩いたり、運転したりしています。
経済成長につれて、この辺は変化して行くのではないか？と私は考えています。
東京もパリも似た様な感じですね。
発展して洗練されてくると、どんどん人間味が薄れて行くという事なのでしょう。
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