今回は、「写真撮影」とはまったく関係ない、「福祉」に関する話です。興味ない方はスルーでお願いします。
実は、自分の母親が某難病にかかり、介護だなんだと、今、非常に苦労をしています。
この難病は「国指定難病」というもので、申請して認定されると、多少の「金銭的補助」があるので、申請したのですが、この申請が大変で。
まあ、お役所仕事といいますか? いろいろな書類を揃えないといけません。病気のことなので、医療関係の書類を揃えるのはわかりますが、「高所得者ではない」という証明なんかもいろいろと揃えなくてはならず、非常に面倒でした。
そして、そういう書類を揃えるのも、申請に行くのも、役所の開庁時間に行かないといけませんし(※会社員なら、有給休暇をとらないといけないです)、申請場所も、区役所ではなく、「保健所に行って下さい。保健所は区役所とは別の場所です」ってことで、また、新たに場所を探して、遠くまで行かないといけません。
もう、これだけで、非常に大きな労力と、交通費などの金銭的支出もあったわけで、「認定して得られる利点と比較して、どっちが大きいのか?」と疑問に思ってしまったのですが。
まあ、「最初だからしょうがない」と納得して、がんばりました。
しかし・・・・・・
1年経過したら、「更新申請が必要です」という書類が来ました。これがまた、分厚い書類でして。。。。。
最初の「認定申請」と同じような膨大な書類をまた揃えないといけないことになりました。
なんだろう、この無駄。。。。
そもそも、その「難病」は、難病ってくらいですから、「完治はしない」「悪くなるばかり」「ただ、薬で進行を遅くすることはできる」という病気なので、「その後、治療の結果、良くなったので、難病申請を取り下げる」といったものではありません。
それに、収入だって「年金しかない高齢者」なんですから、金額の増減もないわけで。。。。。
私が考えるのに、「一回難病認定がされたら、その後死ぬまで、それは有効ではないのか?」「住所とか電話番号の変更があったときにだけ事務処理をすればいいのでは? 死んだ際に報告すればいいのでは?」と思うわけです。
だいたい、日頃の介護でクタクタなのに、さらに、こんな面倒な事務処理など、できませんよ。行政は、介護する側の負担の軽減を考える組織なのに、負担を増やしてどうするんですか?
これは毎年毎年やらせるって??? アホなの?
というか、マイナンバーカードでいろいろな情報を集約できるようになったんだから、勝手に行政側で調べてくれれば、それでいいじゃないですか? 毎年毎年、医者に「診療情報提供書」を出してもらわないといけませんが、これだって、無料じゃないし、医療保険の負担にもなります。
デジタル化社会のはずなのに、事務処理はみんな手書きだし、いろいろなセクションに行って書類を集めないといけないし・・・・
とにかく無駄で非効率です。こんなことやってるから国が衰退するんです。
丸川珠代じゃないですが、「愚か者め」と言いたいです。
◎介護に関わる仕事はホント大変です。職員のみなさんがきちんと生活できるような給料がもらえるように、国はしっかりして欲しいです。介護予算削減とか、とんでもないです。