これだけ羊がいるので、「毛刈りするんだよね?毛刈り!?」と確認すると、今は、頼んでいるという。

自分が毛刈りするより、専門の毛刈り人に頼んだほうが早くできるという。

 

imageimage

それって・・・

『動物のお医者さん』でハムテルは旅の予防接種屋さん(?)をぼんやり思い描いたが、「それって、旅の毛刈り人ってこと?桜前線とともに南から北に移動しながら、毛刈りする旅する毛刈り人ってこと?」。

私の質問に彼は「まあ、そういう感じですね」と。びっくり

まじか、いるのか、旅の毛刈り人。びっくり

 

『怒りの葡萄』ではないが、日本でも作物の収穫の時期で移動する外国人労働者がすでにいる。技能実習生で、農業組合で呼び寄せしているのではないかと思うが、私がきいた例は、確か九州。アメリカでも、収穫する時期で移動する労働者の話を聞いて、あ、それかって。欧州でもあるようだ。

 

旅の毛刈り人は搾取される側(と言い切っていいのか、私には十分な知識がない)ではなく、優れた技術をもって移動する側のようにも思える。まだ会ったことのない旅の毛刈り人(多分会うことはないだろうが)、憧れる。なんとなーくだが、オダギリジョーのようなルックスでイメージしちゃう。ああ、かっこいいなあ。ラブラブ豚 (11月記)