先日、次女と買い物をしていたら、塾帰りの集団に遭遇。
「そうか、そんな時期か。2年前はここに通ってたんだねぇ。」
「こんな時間帯だっけ?」
「6年生のこの時期はそうだったじゃん」
「あぁ、そうか。うわぁなんかドキドキして来た。」
「あの時もドキドキしてたの?」
「ううん、まったく。本番もこんなんでいいのかな?ってくらい緊張しなかった。洋服も普段以上にラフな格好で行っちゃったし」
「お母さんも1月に入ったらなんだか開き直ったというか、でも今思うと夢だったみたいな時間だった。」
「あぁ、なんか(塾帰りの子)見ていたら不安な気持ちが押し寄せて来た。なんでだろ?」
「あの時、受かると思ってた?」
「うーん…。受かったら奇跡だなって思ってた。」
「他に行きたい学校あった?」
「私ずっと(自分の学校)の事しか見えてなかったから、ダメだった時の事なんて考えられなかった。」
「実はお母さんもそうだった。」
「まぁ、中学生になれない訳じゃないし」
「学校は所詮学校。夢のような場所でもないんだけどね」
当時話せなかったこと、聞けなかったことを偶然話すことができました。
次女にとっては遠い昔の事のようで、今や「学校めんどくさー」とか言っていますが、頑張っていた自分を思い出したようでもあります。
(中学受験の時期に突入しているときに気に障る話題だったらすみません。)
うちは2人とも塾をサボりまくってくれたので、普段から塾バックを背負った小学生を見ると当時の暗ーい気持ちを思い出してしまうのですが、サボってる子供の方はもっと辛かったんだろうな。
ちなみに、入学してみると塾の成績あんまり関係ないけど、本当に頭のいい子達は、大手の塾には通ってなかったって。
なるほどー。
塾に行くことで安心を得ようとしていた私の負けでした。