令和3年9月定例議会一般質問(新型コロナワクチン) | 清須市議会議員 高橋てつおオフィシャルブログ Powered by A,meba

令和3年9月定例議会一般質問(新型コロナワクチン)

 

Ⅲ、市内医療機関での新型コロナウイルス感染症予防ワクチンの接種体制について

 

 

(質問)

8月5日より市内5か所の医療機関での接種予約が開始されました。続いて8月23日には12歳以上の全ての市民がワクチン接種の予約ができるようになりました。そこで以下お尋ねします。

 

①   今現在、市内医療機関でワクチン接種を希望される方の接種は、十分可能な状況なのかお尋ねします。

 

7月広報では当初22か所の市内医療機関での接種を予定していましたが、8月広報で急きょ「国からのワクチン供給量が少なくなり、全医療機関での接種開始が難しくなりました、つきましては、医師会との協議の結果、当面、下記医療機関に限らせていただきますので、ご了承ください」とのことで市内5か所の医療機関限定での接種となっております。17日の大村愛知県知事の記者会見でワクチンは相当程度配分されているとの話がありました、加えて在庫を抱えている自治体もあるので、それを是正し、全ての希望する人がまずは1回目のワクチンを接種できる体制を構築してほしいという話でした。

 

そこでお尋ねしますが

②まだ国から本市へのワクチン供給量は不足している状況ですか?

そして供給されたワクチンの配分は適正になされ、在庫を抱えずに効率的に利用されていますか?

 

 

(①の質問に対する答弁)

 8月23日に12歳以上の全ての方を対象に、9月5日までの接種分について予約受付を開始いたしました。その際、同日中に予約数が定員に達し、待機者が出た状況でありますので、現時点においては需要が供給を上回っている状況だと考えております。

  現時点において国からのワクチン供給量を勘案し、接種体制を整えているので、今後もワクチンが計画通り供給されるのであれば、接種を希望される全ての方への接種はできるものと考えております。

 

再質問)現在全国的なデルタ株の流行で愛知県にも緊急事態宣言が発令され、本市でも連日過去最多を更新するほどの感染者が確認されている。その影響もあり若年層のワクチン接種のニーズが急激に高まっている。現状では隔週火曜日ごとに枠を拡充とするとなっていて、これまで12歳以上の予約をスタートした8月23日、8月31日は昼くらいまでに一瞬で枠が埋まり、

予約が取れないという方の不安の声も聞いている。

そこでお尋ねしますが、予約が思うように取れない方々が安心できるメッセージをお聞かせ願いたいと思います、いかがでしょうか?

 

答弁)9月号広報にも掲載させていただきましたが、今後2週間ごとに予約解放していくことをご案内して少しでも見通しを持っていただければと考えております。

また、予約枠が定員に達している場合に、相談がございましたら、次回の予約の日時のご案内や、ラインやすぐメールの登録を勧奨してタイムリーな情報を受け取っていただけるようご案内しております。

 

再質問)今まで以上のタイムリーな情報提供をお願いします。

昨日の岸本議員の答弁では計画上残り想定接種対象者が約7,000人で、このペースでいくと計画対象者の2回目接種は11月中旬に終わるだろうという答弁でした。ワクチン供給の最終段階になる15クールが10月中旬になるので、その頃が最終になると思いますが、行政としては安全パイの答えを言っているのかなあと思いましたが、まあ順調に接種が進んでいると理解すればよいですね。この点もう一度確認します。

 

答弁)今現在ワクチン接種は順調に進んでいると思っております。

 

再質問)今後のワクチンが入ってくる見込みの回数がどれだけなのか教えてください。

 

答弁)現在12クール目までが届いております。そして13クール、14クールの供給量が確定していまして、13クール(8月20日~9月6日の週)が6箱、14クール(9月13日~9月20日の週)が8箱供給される予定です。

 

再質問)そこをもう少し丁寧に答えてもらえるとありがたいです。

つまり14クールまでで 16380回分が来ます。それで残り接種予定者が7000人だということは2回接種で14000回。14000回以上の供給があれば十分足りますよということが誰が聞いてもわかるではありませんか。そういう情報を住民の方にわかりやすく提供して頂ければ安心を抱いて頂けると思いますので、その点工夫して情報提供して頂くことをお願いしたいと思います。

 

 

(②の質問に対する答弁)

国からのワクチン供給量は、9月13日からの2週間の14クールにおいて希望量に満たない配分量の自治体も見受けられた。

そのような状況下で第15クール以降においても本市の希望通りのワクチン供給がされるのであれば、接種を希望される全ての方への接種はできるものと考えている。

 

また国から供給されたワクチンの市内医療機関への配分につきましては、2回目接種も視野に入れたうえで各医療機関にワクチン配分を行っている。

現在国から供給されたワクチンの一定数は、ディープフリーザーで計画通り管理をしております。

 

再質問)

申し訳ありませんが私が聞きたかったことが、理解しにくいので、聞き方を変えます。

5か所の医療機関+訪問接種分で接種が始まって以降の本市に供給されたワクチンの量を教えてください。

単位は回数で結構です。

そして そのワクチンの5医療機関+訪問接種分への配分量を教えてください。

 

答弁)

個別医療機関の接種が開始されたのが8月中旬となりますので第11クール目、12クール目のことについて返答します。

 

市に供給されたのが合計11箱(1箱195バイアル×6回数)=12870回分

清須市のディープフリーザーで保管して利用しているのが7箱=8190回分

(基幹病院である)はるひ呼吸器病院のほうが4箱=4680回分

 

個別医療機関の4医療機関にお渡ししているワクチンの数につきましては

8月の初めから8月31日までに配送した数は

 

はなさきクリニックが、105バイアル=630回分

五条川リハビリテーション病院が59バイアル=354回分

ゆうあいリハビリクリニックが142バイアル=852回分

三輪医院が86バイアル=516回分

 

(往診の)

はあと在宅が15バイアル=90回分

尾関医院が2バイアル=12回分

(透析の)

名西クリニックが2バイアル=12回分

(高齢者施設をもっている)

しんかわクリニックが4バイアル=24回分

堀田クリニックが5バイアル=30回分

 

合計420バイアル=2520回分

 

以上です。

 

再質問)

詳しい答弁ありがとうございます。これでわかったのは国からの供給量は少ないわけではなく、十分足りていると思います、そして今聞いたところでは一つの医療機関への配分が圧倒的に多い状況だと思います。

 

 これまでの説明では供給が足りないから予定していた22の医療機関じゃなくて当面5医療機関での接種体制にするよという説明でしたが、今聞いたことを踏まえれば、私としては市民の方々で早く身近な医療機関で打ちたいよという声も聞いておりますし、ワクチン接種のスピードを上げていく為にも、より多くの医療機関で接種できる体制が構築できるようワクチン配分を考えて頂いて、清須市のワクチン接種がより進むような体制を整えて頂きたいと思いますが、

ご見解を求めます

 

答弁)ワクチン接種を望んでいる方にできるだけ早くワクチンを接種頂きたい気持ちがございますので、今後もワクチン供給量を見ながら医師会の方とも調整をさせて頂きながら進めていきたいと思います。