大丈夫か清須市議会!?(6月22日の本会議) | 清須市議会議員 高橋てつおオフィシャルブログ Powered by A,meba

大丈夫か清須市議会!?(6月22日の本会議)

令和4年6月定例議会最終日、本会議が開会される。

新人議員を4名迎えた中で開催された初めての記念すべき、そして記憶に残る定例議会の閉会日でした。

 

冒頭野々部議長より予定通り以下のように

「諸般の報告」がありました。

 

6月20日に議会運営委員会が開催され、わたくし議長より、去る6月7日の一般質問における高橋議員の発言について、冒頭の内容が会議規則第55条第1項の規定を逸脱していると考えられ、今後の円滑な議会運営の実施を損なう可能性があると判断し、高橋議員に対して口頭で注意し、今後は控えていただきたい旨を伝達したとの報告をしました。なお、議会運営委員会としては、正副議長の判断を承認し、高橋議員へ発言の取消をお願いするということが決定されました。しかしながら昨日までに高橋議員からの回答はありませんでした。この発言の逸脱部分については口頭注意を受けたという事実を会議録に掲載します。議員各位にはご承知をお願いしたいと思います。

 

以上が諸般の報告です。

 

※そしてここから ゴングが鳴りました! ファイト!

以下 やりとりの要旨をまとめました。

 

高橋発言)

はい!今私のことで諸々のご説明を受けたのですが、この間のプロセスについて私から発言させて頂いてよろしいでしょうか?

 

野々部議長)はい高橋議員

 

高橋)6月16日に正副議長室に呼ばれまして注意ということで、正副議長と事務局長にお話しを頂きました。その際に私、恐怖を感じました。

そしてその日(本当は翌17日)のうちに議長に夜、電話をさせて頂き

今回の口頭注意は不当処分と考えるので取り消してくださいとお願いしました。私が不当と考える理由を以下述べます。

 

1)6月7日の一般質問における発言(冒頭挨拶)に対し規則第55条に逸脱していたとし、事後、注意するのは規則第55条の趣旨から反する行為である。

 

2)冒頭挨拶は「あいさつ」そのものであり、これは国会等でも通常慣例的に行われるものであり、私も議会議員20年近くやっておりますが、先輩議員がそのように挨拶してきたのを見てきた。誰もそれを咎めることも今まで無かった。私 びっくりした次第です。そもそも挨拶なので質問の本論とは異なる議題外の部分であるので、規則第55条を持ち出し、それに逸脱しているという解釈自体が的外れである。

 

3)このような些細な事例をわざわざ、大げさに問題視し、正副議長という立場に基づく権力を利用し、威圧することはハラスメントかつ、日本国憲法第21条で掲げる「言論の自由」を侵す行為である。

 

よって正副議長の口頭注意は不当な処分と思料するので取消しを求めさせて頂きました。しかし取消はありませんでした。

 

そしてその後、6月20日 議会運営委員会において 伊藤よしおき委員長のもと議会運営委員会が開催されました。

 

議運では 高橋に削除を申し出るようお願いすることが方針として決定されたということでございました。

 

議長団や事務局サイドでも削除を申し出るような案件ではないのに

議運で諮り決定し、「お願い」という一見優しそうな言葉で「削除」という一大事を迫ることに違和感を感じた。それ自体、議運が所掌する能力の範囲を越えているとも思いました。

 

また議運の中で伊藤委員長は6回も不適切発言ということを仰いました。まるで決めつけるような言葉で言われたと感じました。それは私にとって侮辱であるので、議長には取り消して頂くようにお願いします。

 

野々部議長)※ (私が発言途中なのに割って入る)

 

高橋議員、長くなりそうですか?

 

高橋)もうちょっとあります。簡潔にまとめますので。

その後も、その日に伊藤議員からは議運で決まったと電話でお願いがあって・・・・

 

伊藤よしおき議員)※(話している途中で割って入る)

議長!諸般の報告の質問に留めるべきだと思いますがいかがでしょうか? 

 

野々部議長)はい、じゃあ では 今の高橋議員の発言はここで止めさせて頂いて、議事を進めさせて頂きます。

 

高橋)え!?止めるんですか?私まだ話し終わってないんですが・・・

今、私の事について報告があったので経緯を説明させて頂きたいです。

 「◎△$♪×¥●&%#?!」

※他の議員(不明)からまた声があがり私の発言を妨げられる

 

高橋)すいません 私の発言の途中で止める事はやめて頂きたい。終わってからどうですか!? 終わってから発言ください。

 

伊藤議運委員長様からですね、しばらくすると返事をくれと電話があった。 私はお願いなのに返事をするということは違和感があると思った。返事をしろ返事をしろと執拗に返事を求めることは、削除に応じろという圧力に感じた。ということも申し述べさせて頂きます。

 

※ここでまた止められそうになる

 

※簡潔にしろ!という声も

 

高橋)まだあるんです・・・すいません いいですか。

 

伊藤よしおき)先ほど申し上げましたが、諸般の報告に対する質問以外の発言は控え頂くように議長のほうからお願いします。

 

野々部議長)はい 高橋議員 ちょ、ちょ・・・

 

高橋)大変長くなって申し訳ないんですけども、まあこの会期中に私 くだんの発言を取り消してくださいねとお願いされているわけなんですわね。この会期中であれば私から削除できるんですわね。

それで 私 場合によっては削除に応じたいと思っているんです。

それで私条件付きで削除のお約束をすることを提案したいと思います。

 

これ私このたび 申し上げた事 議会のネット配信のことなんですが

 

野々部議長よ、この一年で これネット配信 実現しませんか? これもう議会改革の中で・・・

 

 

※  おい ちょっと待て!という声 

※  ※野々部議長)今の話しはずれていますので

※  ※高橋)これ削除してくださいという話しだから させて頂いているんです。

※  ぎちょう ぎちょう! なんでそんなネット配信の話しをする・・

※  騒然となる

※高橋)まだ私途中なんです・・・・よろしいですか?

※簡潔に・・・

 

野々部議長) 暫時休憩させて頂きます!!!

 

(暫時休憩 この間30分ほど)

 

 

※正副議長と事務局長が議長室で対応を話し合い。

※何故か伊藤よしおき議員も加わっている様子。

 

野々部議長)休憩前に引き続き会議を再開します。ただいま高橋議員より諸般の報告に対する質問があったわけですが、それを許可させて頂きました。

それ以外の発言につきましては控えるように議長から申し上げます。

また高橋議員の諸般の報告以外の質問に対しては議長として削除しますのでよろしくお願いします。

 

では日程第2・・・(と次の議事日程へ逃げようとする)

 

※議長!と私と他議員が挙手する。

 

天野武蔵議員)このようなことを報告に載せる事自体がナンセンスだと思う。

何故?この本会議場で報告というのは決まっちゃって、本人も全て終わって納得したことを報告しなきゃいけないのに、本人が納得していないことを、ここで 弁明させるようなことはおかしいて、議運とかほかのとこあるがね。報告は報告で終わらないといかん。こういうことになっているのは正副議長の責任になってくると思うよ。それだけいいたいね。しっかり本人が納得してから報告してほしい。

 

野々部議長)はい わかりました。

 

高橋)議長!私まだ先ほどの途中なんですけど よろしいですか?

野々部議長)だから先ほど言ったように諸般の報告の質問以外の質問は許可できないのでお願いします。

高橋)はい じゃあ 質問に変えさせて頂いていいですか?諸般の報告に対する。

 

野々部議長)あの・・・議事〇△×・・・

 

高橋)よろしいですか!!!質問ならよろしいですか?

 

※ちょっとそれは別のところでやってくれよ! 議長進めて!!

と他の議員から声があがる

 

野々部議長)じゃあ 高橋議員 後で・・・あの別の場所で また・・・

 

高橋)ちょっと待ってくださいよ。今削除するっていいましたよね。私の発言は削除するんですか?

 

※議事進行と 他の議員の妨害

 

高橋)私の発言を削除するなら 議長の報告も削除してくださいよ そうでなきゃアンバランスじゃないですか!?

 

野々部議長)正副議長と事務局で精査しますのでよろしくお願いします。

 

と、まあ こんな感じのハチャメチャな議会が繰り広げられました。

この時頭の中で流れたBGM 

 

 

まさに いかりや長介が「ダメだこりゃ!」といいそうです。

 

冗談はさておき、話しが「削除」という危険な局面までどんどんエスカレートしていってます。

 

話しを単純化しましょう。おさらいです。

 

〇私の一般質問の冒頭挨拶について議長や伊藤よしおき清政会長から、けしからん発言として物言いがついた。注意してやろう それを議事録に掲載して 高橋を辱めてやろう、としか私には思えませんでした。

何故なら、その挨拶ですが物言いされるような内容ではありません。

なに小さなことを大げさに話ししてんだろうと驚きました。

 

〇おさらいしましょう

「昨日に引き続き本日もたくさんの傍聴をいただきまして、まずもって御礼申し上げます。議会のネット配信をはじめ、開かれた議会を実現すべく、私たちも尽力してまいりますので、是非とも清須市議会をご注目いただいて、また今日見て頂いたこと、市民の皆様にお話しいただくことをおねがい申し上げます。」

と 私は一般質問の本論に入る前にその場で即興で傍聴者に向けてこのように挨拶しました。これの何がいけないのでしょうか?

 

〇愛知県で唯一導入していない清須市議会のネット中継を進めて行こうという前向きな発言です。

一般質問の場だから私はあえて発言したのです。

沢山の皆様に傍聴頂き、本来 ネット中継がなされていたら、議場まで来なくても議会の様子を見ることができます。それも踏まえて私は御礼に合わせてこのような発言をしました。

 

〇この内容に「難癖」としか思えない物言いです。

難癖ポイントは①通告にない②規則55条第1項に逸脱③傍聴者にPRはダメ。これが彼らのけしからんという理屈です。

 

〇これに対する私の反論は①通告に無い発言はいくらでもある、それがダメならダメな人ばかり ②解釈自体が間違っている ③私は傍聴者はおろか全ての市民に向けていつもPRするつもりで発言している。そもそも質問の場はPRする場でなくて何の場ですか?議会は議員と市役所だけのものではない。

 

〇また特にこのネット配信の件だからこそ、余計に反応していると私は感じます。何故愛知県の中で清須市議会だけネット配信できないのでしょう? 誰がこれを反対しているのでしょう? 何が都合悪いのか? 一番触れられたくないネット配信に関わる言葉だからこそ、全力でけしからんと言っているように感じます!

 

 

〇そしてもし、不規則、不穏当な、発言はならば議長はその場で注意できます。それを怠り、数日たって注意するのは規則から逸脱しているし、その行為は「検閲」の疑いがあります。またこのように議長室にいきなり呼び出し、的外れな理屈で威圧するのはハラスメント行為です。

 

〇さらに議運で大げさに火に油を注いで、議長でも判断しなかった削除のお願いに軽軽に飛躍すること。

〇その後本会議場でも 議長権限で私の発言だけを削除すると宣いました。

〇議員の発言を「削除」するということを軽軽と理由も無く、議長の持てる権力でしようとしていることが大変危険です。憲法が保障する言論の自由から逸脱しています。言論弾圧 暗黒議会です。いつの時代なんでしょうか?

〇その言論の自由を侵すという、大変危険な壁を軽々と越えようとしたので、私はやむなく、今回訴えております。その壁を越えることに清須市議会は自覚はあるのか!? 責任を持てるのか!? そう問うています。

 

⚪また一方でこの議会中、この件で膨大な不毛な時間を浪費しています。私にとってもそうですが、議会事務局職員にとってもたまりません。この時間に何か生産性があるんでしょうか?これこそ税金の無駄遣いです。このような議論を巻き起こしたものは軽はずみであり、不見識であり、市民目線からは許されません。

 

〇清須市議会が陰湿で閉鎖的ではいけません!

ここは天下の行方を占った清須会議の舞台。おおらかでダイナミックな議会に、開かれた議会に変わっていかなくてはなりません。

 

〇さあ どうする !? 清須市議会 

 

〇今 議会のあり方が問われています!大切な局面です。

 

⚪そしてはよ、ネット中継やろまい!

 

読者の皆さまのご意見お待ちしています

 

〇ご意見メールください  → rsa45064@nifty.com 高橋

 

〇議会のお問い合わせは 

 → (052)400-2911  議会事務局 

    議長 野々部享