議会のネット配信 | 清須市議会議員 高橋てつおオフィシャルブログ Powered by A,meba

議会のネット配信

愛知県でオンリーワン議会


残念ながら、清須市議会は愛知県内38市の中で唯一「議会のネット配信」を実施していません。

唯一です。オンリーワン!


ナンバーワンにならなくてもいい

元々特別なオンリーワン!って歌がありましたが、そんなオンリーワンになりたくありませんね。



ネット配信とは

ネット配信していれば、いつでも、どこでも、誰でもパソコンやスマホで議会の議事プロセスを視聴することができます。ケーブルテレビで配信している自治体もあります。議会がオープンであるか、閉鎖的であるかの指標になります。ネット配信はライブ(生中継)や録画の方式があります。


北名古屋市議会の例

 

 あま市議会の例


ネット配信の目的は?

市民に開かれた議会を構築することが一番の目的です。議事プロセスや議員の発言を見て聞いて頂き、市民の皆様の政治に対する理解を深めることができます。まずは配信していることが議会の姿勢として大切です。


議会がオープンになり、外部の目にさらされることにより、現在よりも議論のクオリティが高まります。今回のような無法地帯のような議会運営、議会発言が回避される可能性が高まります。緊張感も高まり、馴れ合いの議論が回避されます。勿論居眠りもできません。


市役所当局の発言のクオリティが高まります。緊張感が高まり、いいかげんな答弁がしにくくなります。例えば現在の清須市議会の一般質問は権限の低い課長が答弁します。市長はリクエストすると、やっと答弁します。議論が小粒で、意義が薄いです。ダイナミックな議論になっていません。


以上 閉鎖的な議会をオープンにすることにより議会の健全化に繋がります。健全な民主主義社会の構築にも繋がると言えるでしょう。そしてそれが市政の健全な進展、すなわち住民福祉の向上に繋がります。


ネット配信(議会の見える化)の議論は10年以上


わたしが知る限り10年以上の長きに渡りこの議論を行っていますが結論が先送りにされています。決断、実行できない議会です。


何故出来ないのか?

よく市民の方に尋ねられます。何故と言われれば決めないからです。議会は多数決で決まります。多数が反対すれば何もできません。そして多数を占めている清政会がネット配信に対し消極的な姿勢を続け、会派の意思もまとめようとせず、それゆえ今日まで議会のネット配信は実現しなかったというのが現実です。


これまで消極的な意見として、

ネット配信そのものの意味を理解していない。インターネットの意味がわからない。時期尚早という意見。誰も見ないのではないか。見ないものにコストがかかりすぎ。という意見があったと記憶しています。詳しくは議事録をご覧ください。


また、平成30年、令和元年、令和2年にわたり飛永勝次議会改革委員長と私高橋が委員長を務め委員会開催を活発にし、調査を徹底しました。その結果配信事業者からシステム、見積りを確認し、資料を整えることができました。あとは議会でGoサインを出せばいつでもできるところまできています。



しかし令和3年度は清政会岡山議員が委員長を務め、委員会はわずか1度しか開催されず、その後の議論が進んでおりません。


ボールは野々部議長のもとに。

令和4年6月22日の第一回議会改革推進等調査特別委員会で、ネット配信の取りまとめは野々部議長預かりとなりました。今後議長が主宰する会派間協議等で取りまとめ頂くことになります。いずれにしろ野々部議長のリーダーシップにかかっております。もたもたしている場合ではありません。