たくさんの愛をこめて
「あにだん」も６冊目が出ました！
たくさんの種類の動物たち、
カップリングも多種多様となれば、
人気が出るのもわかります
動物園のバックヤードで
こんなことが本当にあったならなぁ。
なんて夢想してしまいそう。
今回はシリーズ初の海中生物も出てきますよ。
海洋生物ならばラッコが前に出て来たけどね。
シリーズ５弾、６弾
２冊同時にレビューです！
これまでのレビューはこちら。
さて、今回のカポーは、
パンダ×アニメのキャラデザイナー、クーガー×御曹司
シャチ×チェリスト
浅見 茉莉著「あにだん inUSA」
☆ミーアンドマイパンダ。 パンダの美美に毎日会いに来てはたどたどしい英語で話しかけてくる日本人・一彩。ある日、クラブで絡まれている彼を見かけ…!? ☆ボディクーガード 大富豪の御曹司・スイの新しいボディーガードはハリウッドスターばりの美形・クライド。それは幼い頃に親友だったクーガーと同じ名で──。
タイトル通りアメリカが舞台。
パンダとクーガーの2編が収録。
パンダはシリーズ一番最初の話もそうだったので、
比較してみるのも楽しいかも。
同じパンダでも生まれ育った環境で
タイプは全く変わってくるよね〜。
共通はどちらのパンダも結構ポジティブに
この生活を楽しんでいるってことかな。
さすがどこに行っても注目度の高いパンダです！
米国のパンダはインフルエンサーとしての一面も持ち合わせて
お金持ちだったりする。
お相手は日本人のアニメーター。
へたくそな英語で一生懸命なのは好感ですね。
逆にそれがルークには可愛く感じるんだろうな。
それにしても癒し系のパンダが人型になると
カッコ良くなるとか反則過ぎるよね！
もう一組のカップリングはクーガーの進化種。
お金持ちのスイぼっちゃんのボディガードとしてやってきたのが
小さい頃スイが飼っていたクーガーの進化種クライドだったのだ。
幼馴染な雰囲気もあって好み。
小さなスイと赤ちゃんクーガーの出会い、そして突然の別れ、
再会したらボディガードとなっていた。うんうん、好みだよ、こういう展開。
しかも彼らが住んでる場所はパンダカポーのお隣の家だったりするw
パンダも可愛いけれど、
やっぱり私は猫科の動物がいいな。
浅見 茉莉著「あにだん アロハ・ヌイ・ロア」
ハワイで暮らす音楽家の律は溺れていたところをとびきりハンサムな人魚に助けられた。もう一度会いたい。彼を探す律だけれど―!?『マーメイド・セレナーデ』。パンダのルークとビバリーヒルズで甘い同棲生活を送る一彩。そんな二人きりの毎日に迷子のドーベルマン・アダムがやってきて…『ワンダフル・パンダフル』。
人魚姫のシャチ版！？
と思ってしまうほど律も一瞬そのシチュエーションに
これはまさに‥‥だったんだよね。
だって、海で溺れていたところを超美形の人魚に助けられたんだもの。
ただ王子と違って、律は最初から彼のことを人魚だと思っていたし、
人魚ならば自分に正体がバレたら泡となって消えてしまうかも‥なんて考えて
知らないふりを決め込んだりww
ただその正体が何の進化種かな、と思っていたら
まさかのシャチでした！！
だってさ、大きさ的にビビるじゃん。
海の中で出会ったらさ。
たとえ彼の本当の姿だとしても
シャチはイルカと違って人間を襲うこともあるし、
あのデカさはやっぱり怖い。
水族館ではカワいい姿を見せてくれるので
そのイメージを思い浮かべるといいのかな。
進化種のエルノはとても人懐っこい。
他の進化種ご同様超絶イケメンである。
エルノは人になったら北欧系。
どうやら進化種は生まれた国、場所によって
人間の時の姿が決まるらしい。
人間になったとき、紛れ込みやすいからね。
エルノは研究所にもいたことがあるから
人間の日常的なことはわかっていても、
もうずっと長い事、母や姉のシャチたちといたものだから、
時々考えられないことを言ったりやったりしちゃう。
でもイケメンだからそういうのもすべて彼の魅力になっちゃうんだな。
律は音楽の世界にいたけど、色々とあり
少し喧噪から離れて暮らしたい、と思うようになって
今はハワイで過ごしている。
そしてちょっとシュノーケリングなんぞしたら溺れちゃって
エルノに助けてもらったというわけだ。
そこからは二人の間が加速していくんだけど、
エルノが律を求め
ハワイから日本まで泳いで（もちろんシャチ姿で）来たのは
ちょっと感動してしまった！
今回出産シーンはなかったのが残念だけど
シリーズ初の水中出産になるということで
このあたりも是非読みたかったな。
子育てもどんな感じになるのか読みたかった！
さて２組目は前巻で出てきたパンダのルークと
一彩のカップリング。
ルークが出勤中にドーベルマンがやってきて‥‥！
というお話。
最初、このドーベルマンまで進化種なのかと思っちゃったよw
これは普通にワンコです。
ドーベルマンって大きいし、筋肉質だし、
知らない人にはずっと吠え続けたりするので
めっちゃ怖いイメージがある（昔ご近所で飼っていた人がいたのです。すごく吠えられた
）
でもこれはそんな怖いイメージのあったドーベルマンが
めちゃんこカワいいのです。
そして相変わらずへたな英語で話一彩の言葉が
舌ったらずなカタコト英語でカワいい〜！！！
ずっと一彩には下手なままでいて欲しい（酷い）。
子供も出来たので
この一彩の英語が子供達にも移ったら面白いのにねww
H度
ストーリー度
参加しています。よろしくね
