字が下手

話が下手

頭の回転が遅い



特にそんな人を見下すくせがあった。



今でもたまにその気持ちが発動して



「いかんいかん」

我に帰る。



そんな人を見下すくせが

自分にとってマイナスにしか

働いていないことに

なかなか気づけなかった。





字が下手で

話が下手で

頭の回転が遅い自分が嫌だった。



一生懸命それを隠すようにした。

それを克服すべく努力もメチャクチャしたけど

改善した感は殆どなかった。




だから

自分より

字が下手な人

話が下手な人

頭の回転が遅い人を見つけては

その人を見下し



「自分の方がまだマシである」

と優位に立とうとする。



それで

自分の不安を少しでも和らげたかったのだ。



しかし、それは

自分の勝手な価値観や

基準でしかないことに

気づいていない。




そんなくせがあると

いつまでも他者目線が気になる。



自分は見下されてないか気になる。




自分がくだらないことで見下しているから

他人も自分のダメなところを

どうでもよいことを

見下していると思い

不安な気持ちを抱えながら

生活することになる。




そう

他人を見下す人は

不安な人である。



字が下手とか

話しが下手とか

頭の回転が遅いとか

先天的な要素が大きい。




そんなこと関係なく

誰もが

凄い才能の持ち主であることに

気づかないと恥ずかしい。




字がメチャクチャ下手な

ノーベル文学賞受賞者がいる。



話し下手な

ノーベル物理学賞受賞者もいる。



頭の回転が遅い

ノーベル平和賞受賞者だっている。




自分がその人の実態を知らないだけで

たった

字が下手

話し下手

回転遅いだけで

その人を判断、評価をし



見下している自分が

よっぽどみっともなことに

気づいた方がいい。




先ずは

自分が誰か見下していることに気づいたら




それを止めること




字が下手な人

話し下手なな人

頭回転の遅い人を



見下すことをやめた。



そうすると

不安は消えた。