・フルートの頭部管(当たり前)・かがみ
1. 下唇の真ん中にフルートを当てる。だいたい半分くらいフルートの吹き穴が見えて、半分くらい隠れるような角度
2. 少しニコッと笑う程度に口を引く。大体真ん中に穴(最近はアパチュアと呼ぶらしい)を作る。この穴のサイズがなるべく大きくならないように。そして、何事もないかのようにまっすぐ、息を吹く
3. 音がな(ってい)る(はず)
”何事もないかのようにまっすぐ”というのはとても大事です。”フルートの中に息を入れなくては”と思うと、結果アンブシュア(口の形)が崩れてしまって、音が鳴らなくなる人が多いのです。
音出ない原因?
考えられる原因1:息が弱い
息が弱い人はかなり多くいます。フルートのイメージがお上品だから??かな?
30cmくらい離れたところにある、丸まったちり紙を吹き飛ばすくらいの勢いは必要です。
考えられる原因2:唇の穴(アパチュア)が大きすぎる
ということが考えられます。よーく鏡を見てください。唇の形がタコになっていたり、上唇が下唇を超えて、フルートの歌口を塞いではいませんか?
人によって事情が違う
さて、ここで、人によって起こる”音が出にくい原因”についてです。たいがいの教本、絵には、”唇の真ん中に吹き口(アパチュア)を作る”と書かれています。ですが、唇の形が、真ん中に穴を作ることに向いていないという人もいます。
真ん中に穴を作っても音が出にくい人の唇の形は、唇の真ん中が高くなっていたり、下唇よりも唇の真ん中の部分が出ていたりします。鼻の下の溝(人中)が深い人は、大概唇もそれに伴い、真ん中が高くなっていることが多いです。
では、その場合どうしたら音が出るのでしょうか??
まず、音が出るための条件を見ていきましょう。
・音が出るための条件は、唇の穴(吹き口)がなるべく小さいこと。笛の歌口より大きいと出ません
・横から見た時、上から見た時、上唇が下唇よりかなり出ていると、吹き口が小さくならず息漏れが多くなるので、上唇と下唇は大体同じ位置にして真っ直ぐ前に向かって吹くのがコツ
唇の真ん中が高くなっている人は、真ん中に作ることで、どうしても大きな穴になりがち、または形が綺麗に出来ず息にムラが出来てしまうということが、今まで多くの生徒を見てきて思いました。
そこで、シンプルに真ん中に作らないという手段があります。プロの人でも全く真ん中に作っていない人も沢山いらっしゃいますので、反則技ではありません。唇の上下がずれている人もいます。試しに私も吹いてみました。
唇も筋肉なので鍛えればどうとでもなりますので、是非お試しあれ
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