福岡市での今日の新型コロナウイルス感染症の陽性者は117名と、過去最多となりました。

陽性者の中で、重症者はいません。
 
市としては、検査を積極的に行って感染者を早期に捕捉・隔離することで、重症化しやすい方への感染を防ぐことが大切だと考えています。

そこで、昨今の感染者数の増加を受けて、PCR検査体制の更なる拡充や、保健所の人員体制の強化を行います。

また、10代~30代の若い世代で感染者の7割を占めていることから、本日、市内の大学に対して注意喚起の文書を送付するとともに、医療機関や介護施設、子ども関連の施設で従事する若い世代の方から、感染が広がる例もでてきていますので、こうした施設に対しても、同様の文書を送付するなどの対策を行っています。
 
最近、街中ではマスクを着用していない方が目立つようになってきました。

感染拡大防止策は何か特別なことをするのではなく、一人ひとりがマスクの着用をはじめ、手洗い、ソーシャルディスタンスなどの基本となる行動を着実に実践することこそが、最大の対策になると考えています。

基礎疾患の有無などの体質や体調などは、個人によって違いますので、それぞれが自分の身を守るということを心がけて行動していただくようにお願いします。




福岡市長 高島宗一郎