11月1日、50歳を迎えました。改めて、これまで私を支えてくださった全ての皆さまに、心から感謝申し上げます。
36歳で福岡市長に就任して以来、30代後半から40代の全ての時間と情熱を市長としての仕事に注いできました。振り返ってみると本当にあっという間で、正直なところ、私自身の感覚は40歳くらいで止まっているような気がします。「50歳」という数字が、他人事のように感じられ、実感が全く追いついていません。
しかし、もし神様が「好きな年齢に戻してあげる」と言ってくれたとしても、私は「今が最も充実している」と感じているので、戻りたいとは思いません。
また年齢と経験を重ねるにつれ、人生の機微がより深く心に響くようになった自分の変化も、以前より日々を豊かにしてくれていると感じています。
ただ、この50歳という節目が教えてくれたのは、人生は思っているよりもずっと短いということ。遠慮するほど人生は長くないということです。
政治家を志した学生時代の自分に誇れるように、これからの50代も勇気を持って歩んでいきたいと思います。
今後とも、公私共に変わらぬご支援・ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
福岡市長 高島宗一郎