使わなくなって4年。

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当山光明院は本堂が2階にある。

お斎として会食する場所も2階にある。

それで、平成7年に伽藍を作る時にエレベーターを付けた。

設計事務所の計画では日立エレベーターだった。

府中の東芝に勤めていた檀家さんの進言で、東芝エレベーターになった。

問題なく動いていたが、地震だったか停電だったか忘れたが、停止した。

当山の収入に見合わない修理費がかかった。法規で決まっているという月々の保守点検費用もバカにならない。

2階に上がる階段も歩きやすいし、仕出し屋さんが料理を2階に上げるのも大変だが、歩きやすい階段に免じて許してもらった。

法事に参列する方で車いすの方も偶にいたが、年に何人もというわけでもない。その都度、家族にお手数をかけて車いすを抱えてもらった。

そんなこんなで、エレベーターが停まって4年も経ってしまった。

エレベーターが機能していたころもほとんど使わなかった。週に1度か2度の法事で使うか使わないか状態だった。

機械ものは、特に油圧式エレベーターは使わないと故障しやすくなるという。

 

2階が本堂、そのあとのお斎で使う場所も2階という設計から、更に自身が足腰弱ったロートルになったので今は切実に、やはりエレベーターはあった方がいいと思うようになった。ネックは再開するにはそれ相当のお金がかかるということだ。

 

先日、東芝エレベーター西東京支店に相談したら、見積もりを取るための見積書が送られてきた。再開修理するための見積書ではなく、現地調査の見積もりだという。

作業費68000円、交通運搬費3000円、技術派遣費20400円、諸経費17600円で合計は109000円になる。修理にいくらかかるではなく、その調査のための費用が10万円を超えている。

修理は修理でまたかかるわけだから、やはり経費的に当光明院ではエレベーター使用は無理なのか・・・

 

それにしても、普通は工事の見積もりは無料だと思っていたが、そうではなかったのかと驚きと不信感を持った。それに、旧型なので新規のボックスに替えなければならないとも言われた。10000万以上かかるかもしれない。

 

ネットを調べていたら、見積もり無料という会社があった。

エス・イー・シーエレベーター株式会社

今日、その会社の営業の人が来てざっくり見て行った。

新規に入れ替えなくても使えるとのことだった。

保守点検も3か月に1回で、費用的にも1回につき8000円とも言われた。

来週に見積書を持ってくるとのこと。