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発熱外来の費用。コロナ検査の支払いが高いのは全額負担?

この記事は約 8 分で読めます。

発熱外来の費用

 

9月ですね~~。

コロナ感染症で療養されている人達は少なくなりません。

 

お盆休み中でも診療されていた医療機関では、テレビでも対応に右往左往している様子が映されたりしてました。

まだまだコロナ感染症の勢いは衰えませんね。

 

医療機関によっては発熱外来を設けてない場合もあります。

 

というか、特別にそんな発熱外来という大きな枠組みではなくても、高熱の患者さんをそもそも診察していないというところもあるでしょう。

 

特に、診療所では動線を分けられなかったり、コロナの検査をしていなかったりで診察を受けられないのです。

 

今日は、コロナ疑いのある患者さんを受け入れた場合。

・発熱外来の費用は全額自費?
・コロナのときって無料じゃないの?

という疑問について書いていこうと思います。

 

 

 

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発熱外来の費用は高い?全額負担なの?

 

発熱外来で患者さんを受け入れた場合には、コロナ特例の診療点数が算定できます。

 

患者さんから、診察代をもらうときに「高くない?」と言われたことがありますがそのせいですね。

 

患者さんは発熱外来の費用は無料と思われているかもしれません。

コロナの検査が無料・公費だというのは随分と浸透しているとは思いますが・・。

 

けど、費用はいったいどれくらいかかるのかも気になるでしょう。

 

 

コロナ検査は無料だけど診療代は高い?

 

コロナの検査は抗原検査かPCR検査かどちらかです。

 

医療機関によって検査方法は違いますが、抗原検査は数分待てば結果が出ます。

PCR検査の方が精密だと思いますが、結果が出るまでに時間がかかります。

 

患者さんによっては、職場からPCR検査をしてくるように言われていると申し出のあるときもありますが、基本は先生と相談です。

 

どちらの検査方法でも、コロナの検査代に関しては無料

公費となってます。

 

で、ここでもうすでにコロナの検査は無料ってことは知っているはずの患者さん。

 

診察が終わって会計窓口で、エッ!!って顔されます。

検査は無料でしょ?みたいな・・(;^ω^)

 

いやいや、検査代は無料です。

 

でもでも、先生は診察されました。

薬の処方もありました。

 

ここまではきっと大丈夫でしょう。

 

 

それでも、普段の診療代より高い気がするんですけど・・という表情で質問されます。

 

そうなんです!

やっぱり高いですよね~~。

 

発熱外来の費用ってこんなにかかるの?って。

コロナ感染症を疑って診察をすると、臨時的に特例の診療代が加算されるのです

 

他の患者さんと動線を分けるための点数だとか、コロナ感染を疑って診療した点数とか・・。

 

同じ初診の患者さんで

・発熱のある患者さん
・熱がなくても疑わしい人

これらの方は、診察代がちょっと高いのです。

 

 

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紹介になった場合では・・

 

で、たとえば抗原検査しかしていない診療所へ行ったとしましょう。

 

さっきも書きましたが、職場からPCR検査をするように言われてるとか、先生がPCR検査の方が良いと判断された場合。

 

当然、自院ではできないので紹介となります。

 

そうなると最初の診療所でも初診料が発生し、紹介された病院でも初診料を支払うことになります。

 

これってなんだかなぁ~~って思いますよね~。

 

患者さんには負担が大きいと思いますが、決してコロナの検査代をもらってるわけではないですから・・(^▽^;)

 

ちなみに紹介された病院では、初診料など3割で2000円前後はかかります。

もちろんPCR検査は無料です。

 

診療所では、紹介代も含めて3000円くらいの支払いはあります。

保険診療ですよ。

 

なので、もうPCR検査をしなくてはいけないという方は、最初から電話で検査方法を尋ねておく方が良いと思います。

 

発熱外来をしていない診療所もまだあるので、まずは電話で問い合わせを・・。

 

そして熱がなくても、周りにそれらしい人がいたり、なんとなく風邪みたいにしんどいときも
まず電話をして欲しいです。

 

いきなり窓口で「熱があるんですけど・・」と言われても、診療所ではキャパの問題で受け入れられないこともあります。

 

たとえ、かかりつけの患者さんでもタイミングによったら発熱の患者さんが多くて対応できる場所がないということもあります。

 

お断りせざるを得ないこともあるのです。

 

 

診療明細書でチェック

 

医療機関では診察が終わって支払いの際に、領収書と一緒に明細書を渡します。

 

その明細書をチェックすれば分かりますが、普段の診察では請求されない項目があるはず。

たとえば院内トリアージ実施料とかね。

 

こんなコロナ感染症が流行しなければ算定するような項目ではなかったですから・・。

 

私は、個人的にも病院へ行った時には必ず明細書を確認します。

どんな点数を算定するのかなぁ~ってね。

 

スタッフの中には、もちろんガン見ですよ~(笑)なんて行ってる子もいました。

 

まぁ、医療事務とてミスはありますから、明細書をチェックして問い合わせしてもらえると助かります。

 

発熱外来の費用には、会計の際に明細書を見て疑問があれば聞いてみてくださいね。

 

 

まとめ

 

今日は発熱外来の費用について、患者さんの疑問について書いてみました。

 

何度も言いますが、コロナ検査は公費で無料。

他に診察代が保険診療であります

 

割合負担に応じた費用がかかりますが、そこへコロナ特例の点数が臨時的に加算されてるのです。

 

あー、もちろん保険診療扱いで・・。

 

これがいつもの診察代より高いと感じる理由です。

保険が効かず、自費扱いとなって高くなっているわけではありません。

 

早く収束したら良いのにね~~。