風の軌跡~All for FREIHEIT~

ようこそ我が城へ。城主のLaplaceツバサです。特におもてなしもできませんが、後ゆるりとおくつろぎください。

西の富士、大山に挑戦

2019-10-19 20:13:20 | 登山

今回は登山する上でひとつの大きな挑戦として、鳥取県の高峰、大山の登山に挑む。
今までは近くの道路を車やバイクで走るに留まっていたが、今回は自分の足でのぼるのである!

時刻は朝8時だが、すでに駐車場には多くの車が止まっており、道行く人はみな登山装備に身を包む。

さすがメジャーな山・・・今までの地元の山とは違って登山客がこんなにいるなんて・・!!

大山ナショナルパークセンターがある。
登山前にあそこでトイレを済ませ、準備を整えよう。

麓の町から大神山神社までの地図。
今回は大神山神社までは参道を通り、そこから登山道へと移行するルートを行く。

大神山神社の手前に大山寺という寺がある。

大山寺を迂回して大神山神社へ行く道もあるが、大山寺を通っても大神山神社へ向かうことも出来る。

歴史を感じる荘厳なつくりの大山寺
砲弾が転がっていたり、鐘突き堂があったりするが、まだ本殿は開いてないようだった。

大山寺の脇を抜け、堀の深い石畳を歩く。

長い階段を登りきると、そこに大神山神社があった。
似た名前に大山紙神社があるが、これはしまなみ海道大三島にある神社で別物である。

拝殿は撮影禁止の看板が掲げてあり、やはり荘厳で厳かで厳しい雰囲気の仏閣であった( ˘ω˘ ) 

YAMAPに記載のある登山道がこの大神山神社から延びている。
神社観光をしながら登山道を探していたところ、真裏にそれらしい道を見つけた。

ここからいよいよ登山な雰囲気の道が始まる!!
いよいよ大山に挑むのだと思うと期待半分不安半分である。

土道だけでなく、木道もある。
さすがメジャーな山!

霧が立ち込め、山の全貌が見えない。

しばらく登山道を歩くと、車が通れる砂利道に出た。
業者の車が多く止まっている。

そこでついに、大山の全貌が明らかになった!

霧を纏いながらも堂々と聳え立つ大山。
今まで登ってきた山とは一線を画す迫力にただただ圧倒されるばかりである。

砂利道はまだ続く。
ここから夏の山行ルートという主要な登山道に合流するようだ。

ちなみに今いるこの水のかれた河原、名前を賽の河原というそうだ。

賽の河原から見た、大山山影の反対側。
遠くに見えるのは米子市内だろうか?

賽の河原から登山道へ合流するルートがわかりにくく、一度無駄に河原を登りすぎてしまったww
よくよく見るとピンクテープが薮にかけてあり、近づくとちゃんとした登山道がそこにあった。

草は生い茂っているものの、登山道には余り被っておらず、非常に歩きやすい。

工事の注意書きが木で出来ているのも粋

標高1200m地点。
柱に掛けてある装置は登山道の動向をモニタリングしているセンサーらしい。

凄まじい急傾斜の木道が足と心臓を苛め抜く!

少し前から景色が霧で白一色になってしまった。

ついに夏の山行ルートと合流!
今まで通ってきた行者谷ルートとは打って変わって登山客の数が倍増する。

合流してからというもの、まさか登山でも渋滞に巻き込まれるとは思わなかった・・・。

途中にある避難小屋は工事中で、広場が休憩スペースと化していた。
登山客を見渡してみると、小さな子供から登山とは思えないような軽装の人まで様々だった。

標高はあがっているものの、霧に包まれて何も見えない(笑

雲の切れ間から山頂方面が見えた。
気づけば背の高い木々は軒並み低木に変わっていた。
ダイセンキャラボクという植物がこのあたりに群生しているらしい。

厚い雲を抜けたようだ。
少しずつ視界がクリアになっていく。

山頂が近づくにつれ、足場がドンドン岩場になっていく。
落石を防ぐために岩にワイヤリングしてあるのだが、そのワイヤーが時々ほつれている。

それが足に引っかかってこけそうになる。

あたり一面に広がるダイセンキャラボク

稜線に出たのか、傾斜が唐突に緩やかになり、木道が行く手を導く。

ちょっと足を踏み外せば断崖絶壁である!

開けた視界が山頂が近いことを物語り、ドキドキしてくる(笑

 

木道は狭く、かつ一方通行ではないため、渋滞に加え離合も発生してそこそこ危険を伴う。

ダイセンキャラボク

山の天気は変わりやすいというが、開けていた視界が突然の霧に閉ざされる。

売店・・・!?売店があるの!?!?ww

おー!!!ついに大山頂上きたぁー!!!!
・・・え、仮・・?

到着(棒

え、え?
これが山頂・・・?ただの工事用の足場やん・・??

どうやら現在山頂部分が工事中らしく、立ち入りを禁止されていた。

また、頂上の避難小屋も工事されており、内装はほぼ解体されていた。

ここまで登ってきたのに最後が残念すぎて・・w

折角来たのでキンキンに冷えた氷水で登頂を祝って一人乾杯してきた。

霧が晴れてきた!

大山頂上付近は眺望良好なだけあって、電波も余裕で受信できる。

地表付近では1000hpa前後の気圧も、ココまで来ると800hpa台まで落ちるww

標高1700mの山の上にこれほどまでに観光客が来るのもすごい。
登山客って結構いるんやねぇ・・・

頂上に登れなかったので滞在時間もそこそこに、山頂の周遊道を一回りして下山することにした。
登る際は行者谷ルートだったが、下山時は夏山登山道から下山する。

見事に段がずっと築いてあり、非常に分かりやすい登山道になっていた。

そして無事に下山!
モンベル大山店が登山道にあるってのも中々粋(言いたいだけ

橋の上で今降りてきた大山を望む(見えない

下山後のソフトクリームがめちゃくちゃうまい^ω^
お店でソフトクリームを食べていると、来店した老人客が店員さんに
「今月で4回目じゃわww」と話していた。

今月で4回目・・・??
大山登山を・・??元気すぎだろ・・・

あ、あれか、ソフトクリーム食べるのが4回目か??

食いすぎだろ・・・

下山すると駐車場はもはや満杯状態であった。
メジャーな山の登山すげぇ・・・

車まで戻って荷物の整理を行っていると、わざわざ隣に止めようとする車が・・・

シアルジ~~~(^ω^

わかる、わかるよその気持ち・・!!

更には白いシアルジから出てきたのが子連れの夫婦だったことに驚いた。

これなら結婚して子供で来てもシアルジでいけるやん・・・!!(尚、結婚相手は



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