どうも、木村です。
いよいよ安倍総理が訪米しましたね。
今回の訪米はおそらく日本の転換点の象徴となるでしょう。
将来がどうなって行くのか知って自分の身の振り方を決めたい人は要チェックです。
未来が予想できれば、自ずと今自分がやるべきことも見えてきます。
ということで、今回からは「こんなことを考えたりしていけば、世の中がよく見えるようになって、将来の予測もしやすくなるんじゃない?」と思う事をお話しします。
これからの時代の準備ができていないと思う人は、ぜひ読んでみてください。
世の中金が全て?
今日は「世の中金が全て?」ということを考えてみます。
僕はこの言葉を聞くと「御坊茶魔」と「ホリエモン」が自動的に頭に浮かんできます。
で、我々が住んでいる社会は資本主義社会(「資本主義社会」=「資本(お金)主義(一番大事)社会」=「お金が一番大事な社会」)です。
世界を支配するルールとして最も大きなルールが「資本主義」なのです。
「社会主義」でも「軍事主義」でも「博愛主義」でもなく、「資本主義」です。
ただ、そうは言っても「お金だけではない気がする」のも事実ですよね。
そこで、世の中の人は「世の中金が全て?」についてどう考えているのか調べてみました(主にガールズチャンネル調べ)。
愛は裏切る事もあるけど、お金は絶対裏切らない!
お金がなければ生きていく為に必要な物が買えない。
世の中お金がすべてではないけど、お金はすべてのことと深く関わっている。
お金があっても幸せでなければ意味がない!
などいろんな意見がありました。
やはりお金というのは身近で重要なテーマですから、皆さん深く考えてます。
ただ、今日考えたいのはこういった「個人的なレベル」ではなく、もう少し違ったレベルで考えて頂きたいのです。
多くの人が自分の事はよく考えていると思いますが、もう少し大きなくくり、違ったくくりで考えることは少ないと思います。
そして、考え慣れていないので、よくわからなくなっちゃったりします。
具体例
例えば、僕らの身近な例で言えば医者の話なんかはわかりやすいでしょう。
医者というのは薬を処方しないと儲からなかったり、医院が運営していけません。
本当は患者の話を聞いたり、生活指導をするのが医者の最も大切な役目ですが、そういったことではお金は儲からないようになっているのです(ですから、本来はいらない僕のような立場の人間の必要性が出てきます)。
薬を処方するというゴールに向けて診察は行われています。
これは、自分に近い話、自分に直接的な利害のある話なので皆さんよくご存知です。
でもここで立ち止まって、もっとよく考えて欲しいのです。
医者がお金をもらうのに薬を売ろうが、話を聞こうが患者が治る方を選択できるようになってないのはおかしくないですか?
もちろん、わざと治らないようにして薬を何度も売るというあくどい医者もいるかも知れません。
でも正義感に燃える医者も少なからず存在します。
そんな素晴らしい医者(患者が治る最善の選択肢を選ぶ)では、医者としてやっていけないのはおかしいんじゃないでしょうか?
素朴な疑問であり、本当は誰しもが疑問に思う事なんですが、多くの人は感覚がマヒしてしまったり、諦めてしまったりして考えることを”自動的に”やめてしまっているのが現状です。
「疑問に思ったら金の流れを追え」
こういった疑問が出てきたらやって欲しいことがあるのです。
それは、「お金の流れを追う」ということです。
今回の場合で言えば、医者が薬を処方しないと儲からないという(おかしな)制度を維持すると、一体誰が得をするのか?という事を考えて欲しいのです。
どこから、どこへお金が流れて誰が得をしているのかを考えるのです。
制度を作っているのは誰(どの機関)なのか?なども考えなければいけませんね。
そうやって、お金の流れを追うと今まで見えなかったことが見えてきたりします。
なぜ見えてくるかと言えば、この社会は「資本主義(お金が一番大事という価値観)」というものに大きく覆われた社会だからです。
専門家の話・コメンテーターが言うこと・各種機関の発表などを聞くだけでは決して見えないものが見えるようになります。
もちろん、いきなり全部はわからないでしょうが、「なんかおかしいな」と思った時には、ぜひやってみてください。
個人レベルだけでなく、会社、地域団体、地方自治体、国家機関、国際機関など色んなレベルで、いろんな立場で考えてみてください。
何個か今回のような”具体例”を見ていくと、そのうちに「またこのパターンか」と思うようになってきます。
他人を疑ってばかりでイヤな奴になるかも知れませんが、懐疑的な態度というのは学問をする上では必須です。
それでは、なぜか学問的態度を皆が目指しているという立場になって、今回はこれで終わります。
次回は「科学的根拠」というものについて考えてみます。
おやすみなさいませ。