第13回ミンダナオ国際大学卒業式 | ダバオ案内所

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NPO法人 日本フィリピンボランティア協会(JPVA)スタッフが現地からお届けします!

こんにちは!スタッフの高橋です。

今回はミンダナオ国際大学(MKD)の卒業式の様子をレポートします。

 

4月5日(木)SMラナンにて、第13回MKD卒業式が執り行われました。

卒業生は87名で、内訳は下記の通り。

国際学科56名

教育学科2名

心理学科2名

福祉学科10名

企業育成学科10名

情報技術学科7名

 

また卒業生のJLPT(日本語能力検定試験)合格者は56名でした。

N1:2名

N2:6名

N3:7名

N4:19名

N5:22名

 

写真① 87名の卒業生

 

卒業式の内容は、Hooding ceremony(式服の垂布をかけてもらう)、 学位授与式、
成績優秀者の表彰式、学生代表のスピーチ、卒業ソングなど盛り沢山。

JPVA顧問であり、MKD名誉学長でもある網代顧問からは祝辞がありました。

場を盛り上げるのが得意な網代名誉学長は、日本の最新の翻訳機を使った斬新なスピーチをして、

会場から賑やかな笑いが起こりました。

 

写真② 祝辞をする網代名誉学長

 

私がフィリピンの大学の卒業式に参加するのは去年に引き続き2回目ですが、楽しく賑やかな印象です。

そして時間が長い!今回の式典も3時間程ありました。

フィリピンの卒業式で1番素敵だと思うのは、家族や親族も式典に参加する点。

卒業生が入場する際は親が隣に並び、一緒に入場します。

またHooding ceremonyの際は、親も一緒に壇上に上がり並んで写真を撮ります。

家族を大切にするフィリピンならではだと感じます。

 

大学卒業まで支えてきたご両親やご親族の方々の喜びも一入つのる様子。

子どもの成長を誇らしげに嬉しそうに眺めているご両親やご親族の姿は

傍目で見ていても感無量で、ホロリとします。

 

式典の最後は卒業ソングで締め。

と、ここに来てスーツを着た学生が登場し、最前列の一番端に鎮座。

そしてマイクを握りしめ、卒業ソングを熱唱し出しました。

(ガウン着ていないけど、誰?)と思って眺めていると、なんと在校生(3年生)とのこと。

「卒業式の最後の最後で、在校生がマイクを持って、卒業ソングを熱唱!?

卒業生より目立っているぞ!?」と思わず笑ってしまいましたが、そこはフィリピン。

細かいことは気にしないおおらかさ。さすがです!

 

フィリピンの文化がひしひしと感じられる卒業式。

まだ参加されたことがない方は、是非一度参加してみることをお勧めします。

一見の価値ありです。

 

毎年、JPVAサロンメンバーの方々にはMKD卒業式へのご参加をお声掛けしております。

ご興味のある方はJPVAスタッフまでお問合せ下さい。

 

最後になりましたが、卒業生の方々、ご卒業おめでとうございます!!