2021/04/06

新緑の季節と食糧対策

 よい季節ですねぇ~。私の住んでいる地域では、八重桜以外の桜は既に散ってしまいましたが、気温はまだ基本的に緩んでおらず、近所の山を歩くにはとても気持ちの良い季節です。


空気に暖かさを感じ始めると自然散策などで汗ばむ様になってくるので、その直前のこの季節が一番過ごしやすいんですよね。



庭の甘夏の実は段ボールの中に収穫完了となっており、少しずつジャム・ピール・生食で消化中です。5月くらいには消化・加工してしまわないと、実が水分を失ってスカスカになって来るんですよね。


今はビワの実が膨らみ始めており、甘夏の消化が終われば次はビワです。ビワは賞味期限が短いので、短期間でジャムにしてしまう必要があります。この甘夏とビワで、1年分のジャムが出来上がります。


そして、春と言えば草取りシーズンのオープンです。タンポポをはじめ色々な草が一斉に湧き上がってくるのですが、その草の殆どは最悪の食糧危機の際などには食べることが出来るものなんです。


一般的なタンポポである西洋タンポポは、明治時代に食用として輸入されたものが自生して広がったとも言われており、地域によっては市場で取引されていると言われるヨモギや、ヨーロッパの一部の地域で食用に栽培されているものなど、次々に生えて来るんですね。


以前はその草取りに追われるような状態であったのですが、最近は草取りのコツが分かって来た事とそれが習慣化されて来た事によって、いい感じに敷地内を管理できるようになって来ました。


特にそれを意図してと言うよりも、自分のやりたい様にやって来たら、それが食糧危機対策にもなって来たように感じています。そして、ここからの2~3年の中では、かなりの高確率で世界的な食糧危機がやって来ると思ってもいます。


食糧危機については、その対策として備蓄がまず頭に浮かぶかと思うのですが、備蓄は想定された期間に起こらないと無駄が出やすいので、その点に気を付ける必要があるのですが、それが苦手なんですよねぇ~。


自給と言う意味では家庭菜園も良いと思うのですが、それも苦手なんですよねえ(笑)。家庭菜園って意外と簡単ではなく、ある意味でデリケートでもあるんですよね。例えば、異常気象での渇水や台風など。食糧危機では飢えた人々にも狙われやすいでしょうし。


そこで落ち着いたのが、年に一度枝をすいてやるだけで良い果樹と、食用になる野草が伸び伸びと生える事の出来る(コンクリートで固めず除草剤を撒かない)土地を管理して行くと言う事でもあった訳です。


今の季節は、春の日差しと微風に踊る新緑の若葉。キンカンを突きに来るヒヨドリと、仲間と遊ぶスズメ。雨水を取り込んだ大きなテラコッタの鉢に水浴びに来る鳥は何だろうか?いつも水浴びの音だけを残して直ぐに飛び去って行きます。


そろそろチョウたちが、ミカンの木に卵を産みにやって来る頃です。この卵を見つけて落とさないと、新緑の柔らかい葉は全て食べられてしまうんですよねぇ。ある程度大きくなってきた甘夏の木は、それ程気にしなくても良いのですが。

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