裁判所職員採用試験の面接カードのレイアウトが変わっているとのこと・・・・ | 野球好き行政書士・公務員試験対策講師の合格ブログ

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伊藤塾で公務員試験の受験指導を行っている行政書士久木田淳が、野球や学習について語るブログです。たまに(しょちゅう?)野球と学習を強引に結びつけることがありますが、それは笑って
許してやってください。

皆様こんばんは。

 

たまには公務員試験に関することを書いておかないとただの野球好きの人みたい(概ね間違ってないですが・・・)なので。

 

先日、裁判所一般職試験の第1次試験の合格発表がありまして、たくさんのお礼をありがとうございました。

というのも、1次試験前に小教室を実施しまして、専門記述の出題予想で

 

「21条じゃないですかね・・・。特に報道の自由と取材の自由が本命ですね。もし出たら取材の自由について「憲法21条の精神に照らし十分尊重に値する」の「十分」を落とすなんてつまらない失点をしないように」

 

と言ったのですが、まさかそのまま小細工なしで出題されるとは・・・。過去9年分の出題傾向をかなりしつこくチェックしましたからね。よかったよかった・・・。専門記述自体は2次試験として行われますので、まだ結果自体が出た訳ではありませんが。

 

半徹夜で出題予想したのを活かして皆さんが得点に結びつけてくれて、合格を勝ち取ってくれれば、それだけで私はうれしゅうございます。

 

と調子のよいことを言っていますが次は面接です。

 

そこで、「昨年の面接カードから「長所・短所」を書く欄がなくなり、自己PRの欄が大きくなっているのですがどうすればいいですか」という相談を数件受けていますので、この相談についてコメントしておきたいと思います。

 

ほとんどの方は、「自分の長所を織り込んで自己PRを書く」という対策を考えているようです。間違いではないと思います。

ただ、1点補足をしておきたいのは、自己PRは何をアピールしたいのかということを意識してほしいということです。

 

ここは単なる自己紹介で終わっているのと、「裁判所職員としての適性を自分は有している」とアピールすることを意識した記述とでは読んだときの印象がだいぶ違います。

 

前者の場合は、エピソード語りの量がやたら多い自己PRの文章が出来上がりがちです。そうするとかえってアピールしたいことが分かりにくい自己PRになってしまうという結果になってしまいます。だから、自分の職員としての適性を端的に伝えられる言葉をしっかりと入れてわかりやすくしてほしいですね。

 

書くスペースが大きくなったことは、書ける量が多くなるということですが、たくさん書けばそれでよいという訳ではありません。

その中で結局何が言いたいのかという「軸」みたいなものを意識して書いていかないと、結局とっ散らかった自己PRになってしまうということを意識しましょう。