華裔(カエイ)、という言葉をご存知でしょうか。
簡単に言うと、中華民族または漢族を祖先に持つ人たちのことを言う、らしいのですが、
(http://globe.asahi.com/feature/memo/201304050001 より)
祖先が中国人だからといって、必ずしもその末裔が中国語を話せるわけではありません。
私が、そうだったように('・c_・` )
私が中国語を始めたのはちょうど今から6年前。
大学入学時副専攻に中国語を選んだことが、私の華裔への道のりの第一歩でした。
まあ、華裔というのは生まれた瞬間に華裔であることが決定するわけなので、
華裔への道のり、というのもおかしな話なのですが(笑)
でも当時の私は自分が華裔である自覚はなかったし、
華裔という言葉すら、聞いたことはなかったように思います。
更にやっかいなことに、私はマレーシア華裔と日本人のハーフ。
マレーシアで生活していた期間は准公用語である英語を使ってました。
つまり、19歳で大学に入るまで、中国語を話さずに生活してきたわけです。
当然大学では周りと同じように初級からのスタート。
特に目立って発音がいいわけでも、単語を多く知っているわけでもなく、
唯一褒められるところを挙げるとしたら、授業中、一生懸命勉強したことくらい。
それなので当時は成績もよく、「自分は中国語が話せる!」と思い込んでいました。
転機となったのは3年生の時の天津へのインターンシップ。
中国へ渡って、いかに自分の中国語がお粗末かを思い知りました。
その後、卒業とほぼ同時に北京へ留学。
通訳/翻訳家になりたい!
それも動機のひとつですが。
胸を張って「華裔」って言えるようになりたい。
そんなプライドが私を北京へと向かわせたのだと思います。
そうしてやってきた北京。
やっと、私の中国語レベルは、私が「華裔です」というと、
「あーだから中国語うまいんだ!」
と言われるまでになりました。
あと3ヶ月ほどで、2年半の留学生活に終止符をうつことになりますが、
どうやら私の目的の一つ
「華裔」になる。
は達成されたようです。
要するにお伝えしたかったことは、
(´・ω・`)。○(華裔も、がんばってるんだよ。
ってこと(笑)
写真はちょうど二年前の今頃、玉渊潭にて撮ったものです。
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